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前半戦最後の3連戦! 日本ハム・大谷の先発復帰が濃厚【パ展望第23節その1】

7/10(月) 14:30配信

ベースボールチャンネル

 プロ野球は第23節に入る。7月14、15日にオールスターゲームを控え、前半戦を締めくくる3連戦となる。

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■ロッテはスタンリッジが復帰

3位 西武 ― 6位 ロッテ メットライフドーム 6勝3敗1分

 3位・西武がロッテをホームに迎えての3連戦。ロッテは前節を勝ち越しているだけに、勢いで西武を上回りたい。

 西武の初戦先発は多和田真三郎が上がる。ケガからの復帰戦となった6月28日のロッテ戦で先発して以来の登板となる。前回は6回途中3失点で降板。今回はしっかりゲームメークしたい。

2戦目は岡本洋介、3戦目は野上亮磨か。岡本には勝ち運がついている。この3戦を終えると、ローテが再編される可能性が高く、どの投手も気合が入っているはずだ。

 前節の第2戦は打線が沈黙したものの、一時期の不調からは脱してきている。疲れの見える選手もいるが、ベンチにいる渡辺直人や水口大地、前節の2戦目で同点弾を放った山川穂高などが出場機会をうかがっている。

9日の試合は、7回の好機を併殺打で逃したが、主砲・中村剛也や秋山翔吾らのバッティング内容は決して悪くなかった。チャンスメークを続けられるかが鍵になるだろう。上位を追いける立場としては、下位との試合を取りこぼすわけにいかない。

 ロッテは初戦先発にスタンリッジがマウンドに上がる。シーズン開幕から不調で5月18日にファームに落ちていたが、防御率1.02の好成績をひっさげ復活のマウンドとなる。野手に外国人が多くいるため、結果で存在感を示したいところだ。

2戦目はおそらく二木康太だろう。西武戦を得意としている。7回2失点に抑えて勝利をつかみたい。

 打線はやや下降線をたどっている。調子を上げるには、起用を安定させたいところ。打順が変わり続けると、選手は調子を持続するのが難しくなる。指揮官が目指す野球を実践できる選手を積極起用したい。鈴木大地や角中勝也に続くチームの核となる選手を育てたい。


■二刀流・大谷が先発登板へ

4位 オリックス ― 5位 日本ハム 京セラD 6勝5敗

 連敗を止めたオリックスと日本ハムの対決。CS圏内を目指すには、両チームこの3連戦は勝ち越しておきたい。

オリックスの初戦先発は山崎福也と発表されている。5月26日のロッテ戦は、3回もたず4失点で降板。試合中に帰阪を命じられる屈辱を味わった。ファームのここ3試合で好投を続け這い上がって来た。もらったチャンスを生かしたいところだ。

2戦目は西勇輝、3戦目はエースの金子千尋だろう。西は144球を投げた後の登板となる。金子は、前回登板のソフトバンク戦で5回4失点して打ち込まれた後だけに、しっかり状態を取り戻したい。

 打線は9日の試合で2桁安打をマークするなど、調子はいい方だ。マレーロとロメロの両外国人に存在感がある。和製大砲と期待の高い吉田正尚は9日に復帰し、即適時打を放った。小谷野栄一、T-岡田も控える。小島脩平、大城滉二らで、しっかりとチャンスメークをしていきたい。

 連敗を5で止めた日本ハムだが、まだ本調子とは言えない。初戦先発は浦野博司がマウンドに上がる。今季は6戦に先発登板して3勝を挙げるなど復活の兆しを見せたが、やや勢いは止まった。先発ローテーションが確定していないチーム事情があるだけに、結果を残してアピールしたい。

2、3戦目のどちらかで大谷翔平が先発するかもしれない。長いイニングは投げないことが予想されるが、どんなピッチングをみせるか。顔みせで終わらないことを望む。

 打線は前節に1番・中田翔を試したが、ちょっとちぐはぐな印象だった。チャレンジは評価するが、適材適所とは言い難い。9日の試合では西川遥輝を1番起用。彼の活躍でチームは勝利した。今のチームはほぼ西川で回っているといっていい。彼にチームの旗頭役を務めてもらって、盛り上げていきたい。それができるだけの人材だ。


氏原英明

ベースボールチャンネル編集部