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東京最強セレブ「港区」が抱える裏の顔 東京23区“健康格差”の実態とは?

7/10(月) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 「人生で大事なものは?」と聞かれたら、読者はなんと答えるだろうか。金、名誉、愛情、自由など、人によって答えは変わるはず。しかしそれらは「生きて」いなければ意味をなさない。さらに言うならば、寝たきり、病気をしがちでは楽しめない。つまり人生とは「健康」ありきなのだ。

 ここまでの内容は『東京23区健康格差』(岡島慎二/マイクロマガジン社)の冒頭の一部を要約したものだ。日本は今、格差社会が叫ばれているが、この格差社会によって「健康」さえも「格差」が生まれ始めているという。

 本書によると、低所得者は高所得者よりも死亡リスクが2倍近くになるそうだ。金や名誉が欲しければ、健康でなければならない。しかし金がなければ、健康にもなれない。これでは負のループが終わらないのではないか。本書はこの事実に着目し、地域別の健康格差の実態に迫っている。

 本書の序章では、日本の平均寿命と健康寿命について迫っている。特にこの「健康寿命」こそ、人生をまっとうするために不可欠な要素といえる。次の第1章では、都道府県及び市区町村別寿命ランキングと、その考察を載せている。全国の市区町村が行う、健康寿命を高めるための取り組みも紹介しており、興味深い内容だった。

 では、なぜ本書のタイトルは『東京23区健康格差』なのだろうか。なぜ第2章以降、東京23区にしぼって健康格差を考察しているのだろうか。

 それは23区内の格差が、全国の地域の格差より、はるかに大きいものだからだ。たしかに日本の地方は疲弊し、東京23区の平均所得より下回る。しかしそれはあくまで「平均」。東京23区内の所得格差は、地方とは比べものにならないほど大きな差が生じており、つまり健康格差も生じている。

 本書はここに注目し、23区内の健康格差が「西高東低」である事実、そして関東沿線ごとに見る健康・不健康な生き方の実態を紹介している。ここからは、本書で紹介している「23区別健康レベル」について、一部の区だけ超要約してご紹介したい。

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ダ・ヴィンチ

株式会社KADOKAWA

2017年11月号
10月6日発売

特別定価​690円(税込)

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