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ZFの最新ADAS(先進運転支援システム)搭載車「Vision Zero Vehicle」に試乗「どれもがすぐに実現してほしい」

7/10(月) 20:15配信

clicccar

ZFではVision Zeroというビジョンを掲げ、交通事故死者数ゼロと排出ガスゼロを目指しています。

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そんな目標の現段階での最良なサンプルであるVision Zero Vehicleに試乗することができました。



ベースには明らかにフォルクスワーゲン・トゥーランを使用していますが、外観は派手なデザインでVision Zero Vehicleをアピールします。

パワートレインは排出ガスを出さない電気駆動。電気を使用することで、さまざまな電子制御によるコントロールもダイレクトに素早く、細かく行えるメリットもあります。



まず最初に、ビルトインチャイルドシートの高さに合わせ、シートベルトキャッチが伸びて装着を促します。安全装置は使って効果を発揮するもの。その第一歩を象徴するようなプレゼンです。



走り出すと通常のEV同様に力強いトルクで気持ちよく加速します。

ここで、高速出口を模した道路へとあえて誤進入を試みます。



警告が出るとともに、次第に速度は落ち、ついには停止します。

カメラによる高速出口の標識を読み取るのとGPS及びマップにより、ここが高速出口であると判断しているのです。

一旦リセットして、走り出します。次に、段差のできてしまった部分を乗り越えます。ドライバーがその段差に気付かずに走行しようとすると速度を下げ、危険のないように快適に走行してくれます。



それから今度はよそ見、または居眠りをします。運転席前方に設置された学習機能付きのカメラがドライバーの様子を読み取り、運転者が前方を見ていないことを検知するとシートベルトや警報で危険を知らせ、場合によっては安全に停止してくれます。



また、直接の安全運転支援ではありませんが、このVision Zero Vehicleはコンソールのジョグダイヤルでステアリング操作することができます。すべてをバイ・ワイヤで行っていることと、後輪の操舵も制御していることがはっきりとわかります。将来、ドライバーの目の前からステアリングホイールがなくなる日が来ることを示唆しているようです。



「開発中の実験車両」と聞くと「まだまだ実用には遠いな」とか「そんな機能ホントに必要?」などと考えさせられる(ある意味落胆する)ことが少なくないですが、このZFのVision Zero Vehicleは、どれも普及して欲しいもの、条件次第ではすぐにでも実用可能なもの、に感じます。

何が必要とされていて、今できることは何か? 自動車業界、サプライヤ業界にとって今まさにビジョンが問われ、素早い着実なステップが今、急務なんだと感じさせられました。



(clicccar編集長 小林 和久)

最終更新:7/10(月) 20:15
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