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夜景もいいけれど、ハイキングも 2歳児と楽しむ函館山

7/11(火) 17:46配信

オーヴォ

 北海道函館市の「函館山」と聞けば、その山頂からの輝く夜景を思い浮かべる方が多いことでしょう。でも、地元の人にとって函館山は、もっと親しみやすい存在。標高334mと低く、地元の幼稚園の年中さんや年長さんも、保育時間内の山歩きで出かける身近な山です。牛が寝そべるような外観から臥牛山と呼ばれることもあり、函館の市街地から遠方に出かけた際にも、帰路でその姿が見えてくるとほっとするような、母のようなイメージがあります。

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 筆者も以前、家族で函館に住んでいたときに、何度か函館山にハイキングに出かけました。そして、赤ちゃんのころはおんぶしてハイキングに出かけていた末っ子が2歳3カ月になったころに、「2歳児のプチプチ山登り」を決行!  2014年7月、ちょうど3年前の今の季節です。

 函館山には、いくつものハイキングコースがありますが、なだらかで、大人の足で麓から山頂まで1時間程度で行けるコースを選びました。幼稚園などの遠足で使われる「旧登山道コース」です。なだらかで、万が一体調不良などがあっても、急な斜面があったり道が狭かったりするコースより引き返しやすいですし、他のハイキング客とも結構すれ違います。低い山なので、天気や気温が激しく変化することが少ないので、子連れでもハイキングしやすい山です。山頂まで行って疲れてしまったら、ロープウェーで降りてこようと、気軽に構えることができます。



 張り切って歩き出した末っ子。短い足で地面を踏みしめ、テクテク歩いていきます。初めてのハイキングなので、休憩も小まめに。ところがやはり飽きっぽい2歳児。しばらくすると歩くのに飽きてきた様子が見え始め、座り込む場面も。しかし抱っこされると2歳児らしいあまのじゃくな気持ちが出てくるようで、抱っこで数メートル歩くと「おりる!」。

 励みになったのは「○合目」の立札。立札が登場する度に休憩していたところ、立札の前で写真を撮ることに喜びを覚えたようで、立札が見えてくるとパワーを得て頑張って歩きます。



 終盤、山頂の展望台の建物が見えてきました。お兄ちゃんやお姉ちゃんたちが「一番上が見えてきたよ!」という声に刺激を受け、さらにペースを落とし、小まめに止まりながらも、自力で歩きます。ハイキングの楽しさを感じてきたのでしょうか!?



 極めつけの急な階段も、「抱っこする?」と聞いたところ首を振り、手すりにつかまって自力で。短い足で本当に頑張り、とうとう展望台に到着! 1時間40分、歩ききりました。

 車やおんぶでのハイキングで何度か登って眺めたことのある函館山からの景色に、「おおー!!」と歓声を上げる末っ子の姿を見て、私も胸がキュンとしてしまいました。

 下りはさすがに疲れた様子で足がもつれがちだったので、夫婦交替でおんぶし、お兄ちゃんやお姉ちゃんの歌声に笑いながら下りてきました。2歳でもひたすら緑の中を歩く楽しさを味わってくれたでしょうか。

 また登ろうねと話していたのですが、機会を逃したまま、翌年東京に戻ることに。とても心残りでした。いつの日か、子どもたちが何歳になったころか分かりませんが、また函館山をハイキングできる日のために、体力を落とさないようにしておきたいと思っている筆者です。

 季節や時間帯によって様々な表情を見せてくれる函館山。皆さんも、ぜひ函館を訪れたら、ハイキングに訪れてみてくださいね。

最終更新:7/12(水) 9:37
オーヴォ