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飛行機に乗っているときに起こっている体の反応

7/11(火) 22:10配信

エスクァイア

 長時間のフライトでは機内食を食べたり、エンターテインメントを楽しんでいることでしょう。 
 
 その間、あなたの体に異変が起きているのかもしれません……。

 飛行機に乗っていて恐ろしいこと、それは小さなシートに詰め込まれ、ゆったり眠ることさえできず、味気ない機内食を食べることでしょう。しかし、私たちの体は自覚さえしないままに、空中でさまざまな反応を起こしているのです。ファーストクラスのチケットを買っても、それは防げません。 
 
 搭乗中の体は、つぎに書くとおり、これほど賢い反応を示すのです。このことをよく理解しておくと、次の旅の自己管理に役立てられるでしょう。

体内のガスが膨張する

 高度が高くなればなるほど、機内の気圧は下がります。人体は多くのガスから構成されており、気圧の低下に対しても敏感に反応します。 
 
 気圧が下がれば下がるほど消化器系、とくに腸の内部のガスが膨張します。その結果、ひどい腹痛が起こったり、便秘になったりすることもあります。ガスを取り除くべきときは、遠慮せずに出してしまいましょう。 
 
 気圧の変動は、静脈洞や耳にも影響を与えます。あくびをすることで、この問題を解消できることもあります。

痛みが悪化する

 気圧の変化に反応するのは、消化器系だけではありません。循環器系と関節の中で体液やガスの濃度が増し、関節そのものにさらに圧力を与えることがあるのです。 
 
 関節炎のような炎症性の関節痛を患っている人は、長距離フライト後に症状が悪化することがよくあります。ややもろくなっている関節や、過去に炎症を起こしたことのある関節は、フライト後に落ち着くまで時間がかかります。ただ、腫れるかもしれませんが心配はいらないでしょう。というのも、これは神経を保護する優れたメカニズムがきちんと作動していることを意味しているのですから。

風邪をひきやすくなる

 機内の空気のおよそ半分は循環しており、免疫系は機内に潜む細菌に絶えず曝されています。そのため、飛行機に乗っているときは、普段の100倍も風邪をひく可能性が高くなるのです。 
 
 そこで、普段から健康的な食事を摂り、定期的に運動して、免疫力を高めていくのがいいでしょう。飛行機に乗っているときは、頻繁に手を洗うのもいいですね(あるいは除菌ローションを活用しましょう)。

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最終更新:7/11(火) 22:10
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