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「グランドスラム常勝」のフェデラー、8強進出で打ち立てた「2つの金字塔」

7/11(火) 18:26配信

THE ANSWER

大会史上最多15度目&四大大会通算50度目の8強も次戦警戒「大会は最後まで困難」

 男子テニスのウィンブルドンは10日、4回戦で世界ランキング5位のロジャー・フェデラー(スイス)が同11位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に、6-4、6-2、6-4のストレートで準々決勝進出。ATPワールドツアー公式サイトによると、史上単独トップの8度目の優勝を目指す芝の王者は、2つの金字塔を打ち立てたという。

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 華麗な片手バックハンドの使い手で「フェデラー2世」の呼び声高いディミトロフをセンターコートで迎えたフェデラーは、1時間37分であっさりと下した。ファーストサービスの成功率は70%という高さを示し、フェデラーのサービスゲームの平均時間はわずか1分21秒。世界ランク11位の難敵に付け入る隙を与えず、通算対戦成績を6勝0敗と100%をキープした。

 この1勝により、35歳の王者は、ある“2つの偉業”を達成した。

 記事によると、プロ選手の出場が解禁された1968年のオープン化以降、ウィンブルドンの準々決勝進出がキャリア15回目となった。14回で並んでいた元世界ランク1位のジミー・コナーズ(米国)を抜き、フェデラーが単独トップになった。

 もう一つは、グランドスラムでの準々決勝進出の通算回数も前人未到の50度目に到達。2位のコナーズは41回で、世界ランク3位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は通算39回。「芝の王者」は、“グランドスラム常勝”の王者として、凄まじいオールラウンダーぶりを見せつけている。

 記事では、フェデラーが昨年から苦しんでいた故障から復調したことをアピールしている。

準々決勝のラオニッチ戦に警戒「またしても最高の選手がドローに残った」

「準々決勝を完全にリラックスして臨むことができる。フィジカル的には去年の膝のような苦しみもない。必要なら午後も試合できる。それでも最高だけど、私にはその必要はない。それは最高のボーナスだよ」

 昨年は準決勝ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)戦で転倒し、手術を受けていた左膝を負傷。この古傷再発が理由で、後半戦のツアー回避を発表したが、リハビリと治療に専念したことで、今季の全豪オープン優勝などの完全復活につながった。

 今季も膝の負担を軽減するため、全仏オープンを含むクレーコートシーズンを約2か月全休。膝の状態に不安はない様子だ。

「またしても最高の選手がドローに残った。タフな試合になるだろう。それはわかっている。だからこそ、あまり先のことは考えない。このトーナメントは最後まで困難なものになるだろう」

 まだ1セットも落としていない芝の王者は準々決勝でミロス・ラオニッチ(カナダ)と再戦する。全盛期の強さを取り戻したフェデラーは強敵のビッグサーバーを倒し、再び栄冠を掴むことができるか。頂点まで、あと3勝だ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/11(火) 21:55
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