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女の見栄が招いたバラバラ殺人!?裁判傍聴で見た事件の裏側 [FRaU]

7/11(火) 14:00配信

講談社 JOSEISHI.NET

「最初から最後まで見届けることをモットーに、全国各地の裁判を傍聴してまわる日々。その中から私が一生忘れることはないであろう4つの事件の、知られざる裏側をご紹介します」(ジャーナリスト 高橋ユキさん)

PROFILE

ジャーナリスト 高橋ユキさん
ライター。北九州市出身。凶悪犯罪裁判、IT、芸能、育児などをテーマに執筆。 宝塚にも造詣が深い。主な著書に『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』(徳間書店)、『木嶋佳苗劇場』(宝島社)、『霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記』(新潮社)など。

報道だけではわからなかった事件の“別の顔”が見えてくる!

 10年以上前から裁判傍聴を続ける高橋ユキさん。凶悪事件の裁判を女子目線で綴ったブログが注目を集め、現在も事件のその後を伝える記事を数多く執筆している。私たちにとって裁判所とは、普通に生活していればまず足を踏み入れることのない場所。そこに通うようになった最初のきっかけは何だったのだろうか。

「以前はIT企業に勤めていたんですが、ある時に体調を崩して、しばらくの間休職することになったんです。いきなり時間ができたのでせっかくなら仕事と関係ないことをやろうと、まずは漫画や本を読み始めたんですね。そこで、未解決事件を扱ったノンフィクションにハマって。何冊も読み漁るうちに、事件のいくつかはまだ裁判中だということを知ったんです。この人たちを生で見られる機会があるなら、本人たちから直接話を聞けるなら、ぜひ行ってみたいなと」

こうして高橋さんの裁判所通いが始まるのだが、そもそも“○○事件の裁判”と聞いて私たちが思い浮かべるのは、テレビで見る被告人の似顔絵や法廷の再現VTRくらいのものだろう。報道で事件の内容は知っていても、その後の裁判がどのように進められるかを知ることはほとんどない。高橋さんはこのような情報をどうやって集めているのか。

「各裁判所のその日の予定は、“開廷表”と呼ばれる時間割りのようなもので毎朝公開されるのですが、傍聴マニアの中には、朝見た情報をすぐにSNSにアップしてくれる人がいたりするんですよ。あとは裁判所に通っていると、マニア同士で顔見知りができるんですね。どんな裁判を追っているかはお互い知っているので、そういう人たちが情報をくれることも」

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