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【MLB】MLB、前半戦終了 日本人選手の前半戦を振り返る

7/11(火) 17:10配信

ベースボールチャンネル

 MLBのレギュラーシーズンは7月9日(日本時間10日)をもって前半戦が終了。オールスターの休みが入り、後半戦が14日(同15日)から始まる。今季の日本人選手はこの日までに計8人が出場。各選手の前半戦を振り返りたい。

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■上原浩治投手
前半戦:33試合、防御率2.73、2勝4敗2セーブ12ホールド。

 昨季の世界一チームへ移籍した1年目は、勝利の方程式の一員として君臨。チームは不調だが、42歳になっても上原自身は常に高いレベルをキープして、洗練された投球術でチームの勝利に貢献し続けている。連投時の成績が悪いのが少し気になるが、この日までに挙げた12ホールドはチームトップの成績だ。今季の日本人選手の中でも最高の活躍をしていると言えるだろう。

■ダルビッシュ有投手
前半戦:19試合、防御率3.49、6勝8敗、125三振

 19試合中クオリティスタートが13回とMLB全体で6位の成績。全体的に安定はしているが、6月以降で1勝5敗と、援護がなく勝ち星に恵まれない登板も続いた。また、奪三振数はリーグ3位の数字だが、今季は四球数も多くなり、41という数字はリーグでワースト5位の成績だ。しかし、被打率はリーグ5位の成績で相変わらず打たれはしない。トレードされるか否かとフィールド外の話題も多いが、後半戦は四球を減らし勝ち星を重ねていきたい。

■青木宣親外野手
前半戦:61試合、打率.264、1本塁打、12打点、5盗塁

 アストロズに移籍後初のシーズンは左翼手のレギュラーとして多くの試合で「9番・左翼」で出場。試合によってはゴンザレスとスタメンの入れ替えもあるが、渋い活躍でチームの勝利に貢献している。また、外野守備では補殺数でリーグ2位の6補殺を記録。攻守において重要な役割を担っているが、打率が下降気味なのが少し気になる。しかし、青木自身はシーズン終盤の成績が非常に良く、リーグ優勝に向けて突き進むチームの終盤戦に必要不可欠な存在となるだろう。

■前田健太投手
前半戦:16試合、防御率4.38、7勝4敗、77三振

 立ち上がりに難があったシーズン序盤から徐々に立て直すも、ロバーツ監督の信頼を得ることができずに、80球前後で交代することが多くなっている。また、今季はプロ2年目以来、約9年ぶりの中継ぎ登板も経験。先発ローテーション当落上にいるが、チームは絶好調で、歴史的ペースで勝ち星を重ねている。前田もチームの波に乗り、後半戦から復活したい。

■田中将大投手
前半戦:18試合、防御率5.47、7勝8敗、103三振

 オープン戦が絶好調で、シーズンも期待されたが、いきなり開幕戦で大炎上。その後は立て直し、5連勝を記録したが、その後は炎上を繰り返し6連敗。デイゲームにめっぽう弱く、6試合に投げ0勝5敗、防御率14.81とある意味驚異的な数字を残している。また、今オフには契約を破棄できる権利を持っているが、この状況では厳しいか。後半戦は勢いが衰えてきたヤンキースを復調させる投球が期待される。

■イチロー外野手
前半戦:74試合、打率.220、2本塁打、8打点、0盗塁

 代打での出場が続き、調子が上がらずに打率が1割台の日々が続いたが、6月半ばに2割台に乗せると徐々に打率を上げている。また、今季はMLB通算3054安打を放ち、米国外出身のMLB選手の安打数で史上1位に躍り出た。マーリンズのトレード市場での動きによっては後半戦からスタメン出場が増える可能性もある。

■田澤純一投手
前半戦:23試合、防御率5.87、1勝1敗

 マーリンズ移籍1年目の今季は、スプリングトレーニングでは絶好調。チームをけん引する活躍が期待されたが、開幕戦で1死も奪えずに交代すると、最初の10試合のうち5試合で失点を喫してしまう。さらに5月15日にはアストロズのグリエルに満塁本塁打を打たれノックアウト。田澤はそのまま肋軟骨の炎症でDL入りとなる。6月半ばに復帰後も不安定さは変わらずに苦しいシーズンが続いている。

■岩隈久志投手
前半戦:6試合、防御率4.35、0勝2敗、16三振

 スプリングトレーニングは絶不調だったが、開幕2戦は勝ちこそ付かなかったものの、安定感のある投球を見せていた。しかし、5月序盤に肩の炎症でDL入りをすると、症状が長引き、復帰時期は最短でも8月半ばとみられている。

ベースボールチャンネル編集部