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乃木坂46、18th選抜で3期生大園&与田Wセンター起用の理由とは? グループの動向から分析

7/11(火) 17:30配信

リアルサウンド

 乃木坂46が7月10日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で、18thシングルの選抜メンバーを発表した。

 今回は17thシングル『インフルエンサー』の21名から3人減って18名、引き続きWセンター制を採用し、6人×3列のフォーメーションに。センターには3期生の大園桃子と与田祐希が抜擢されるサプライズが起こるなど、トピックも多く存在した。

 3期生Wセンターという大きな変化を起こした今回の選抜は、どのような意味を持つのだろうか。リアルサウンドで乃木坂46系の記事を多数執筆し、『「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う(青弓社ライブラリー)』の著者でもある香月孝史氏はまず、大園と与田を起用した理由、2人のキャラクターについてこう解説する。

「3期生はこの半年ほど、1・2期生とは少し距離を置いて3期メンバーのみでの単独公演などを積み重ねてきました。大園さんと与田さんはいずれも、そうした場でセンターポジションを務め、3期の活動を牽引してきたメンバーです。3期生をグループ本体にどう合流させていくかは直近の課題のひとつでしたが、効果的に溶け込ませていく上で、3期生からセンターを選出するという結論が出たのでしょう。Wセンターにしたことで2人の精神的な負担も軽減できるでしょうし、また3期生メンバーを一度に複数名、周知できる機会にもなっています」

 さらに、同氏はフロントを白石・西野・齋藤飛鳥・堀が固める今回の布陣について、前向きに受け止めたうえでこう分析した。

「乃木坂46が現在の社会的認知を得る上で、生駒里奈さんや白石さん、西野さんなど、顔になるメンバーを長い間、固定し続けられたことは大きかったと思います。そのような意味で、まだ世の中に浸透していないメンバーに選抜の顔を託すことは大きな冒険です。ただ、大園さんと与田さん以外の選抜メンバーは1列目から3列目まで、センターやフロント経験も豊富で知名度の高いメンバーが多く配置され、センターの両サイドは前作のWセンターだった白石さんと西野さんが務めます。選抜メンバー全体として見た時に、グループのイメージを大きくは変えないまま、新しい世代の風を入れることができるのではないかと思います」

 続けて、今回の選抜は先日『乃木坂46 真夏の全国ツアー2017』で発表された『アンダーライブ~九州シリーズ~』やアンダーメンバーによるアルバムが待っていることを見据えた布陣であると推察する。

「前作よりも選抜人数が絞られ、3期生2名が加わったことで、アンダーメンバーの人数は増加することになります。2期生の選抜メンバーが減っていることなど、メンバー配置をめぐる葛藤は残りますが、18thシングルの期間には『アンダーライブ~九州シリーズ~』や、初の試みとなるアンダーアルバムといった、アンダーメンバーが大きな役割を背負うイベントが続きます。春の東京体育館公演でも強いプライドを見せたアンダーメンバーが、ここで何を示せるかに注目したいです。また、現在発表されているアンダーライブ九州シリーズの出演メンバーに3期生の名前は記されていませんが、18thシングル期間に3期生全体としてどのような活動をしていくのかも、今後に向けてのポイントかなと思います」

 最後に香月氏は、11月に開催が決定したグループ初の東京ドーム公演を踏まえ、今後への期待を語った。

「先日行なわれた神宮球場でのライブでは、1期生から3期生までが期別にパフォーマンスを行なってグループの層の厚さを見せつけましたが、このライブはある意味で3期生がグループ全体に本格的に合流する第一歩だったと思います。神宮球場に続いてこれから各地で全国ツアーが開催されますが、例年全国ツアーでは夏曲のセンターが大きくフィーチャーされるため、この18thシングルを踏まえてさらに3期生がグループに溶け込んでいく機会になるはずです。そして、ツアーの締めくくりには、先日発表された東京ドーム公演という一つの集大成が控えます。全国ツアーを経た乃木坂46が、その大きな場所でどのような形を見せ、何を表現するのか楽しみです」

 3期生をフィーチャーした18thシングルと、アンダーメンバーによるアルバムリリースとツアー開催で、グループはますます全体としての充実を迎えていく。今後の全国ツアーは、その勢いをさらに加速させるものになるのだろうか。

中村拓海

最終更新:7/11(火) 17:56
リアルサウンド