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「グッチ裕三」紹介のメンチカツ屋、自身がオーナーだった 周囲からは苦情

7/11(火) 5:57配信

デイリー新潮

 さもしいと言うほかあるまい。料理愛好家としても知られるタレントのグッチ裕三(65)がテレビのバラエティ番組などで浅草のメンチカツ屋を大絶賛。おかげで、行列の絶えない名物グルメ店となったものの、食べ歩き客があふれ、他の店舗から苦情が出ているという。しかも、このお店、実はグッチ裕三自身がオーナーで、そのことを隠して、宣伝していたのだ。

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 例えば、2016年2月15日に放送された「はやドキ!」(TBS系)にゲスト出演したグッチ裕三は、浅草新名物として「浅草メンチ」を紹介。「子どものころ、肉屋さんでメンチを売っていたからよく食べたけれど、レベルが違うな」などと褒めちぎっていた。遡って、14年5月1日放送の「ヒルナンデス!」(日テレ系)でも、“開運ツアー”というコーナーで、他のゲストにメンチカツを勧め、「運が向いてきそうでしょ?」「勝負に勝つ! メンチカツ!」などと同じ店を取り上げている。

 グッチ裕三が一押しする、その「浅草メンチ」は7年前、浅草寺に程近い伝法院通りにオープン。バラエティ番組などで度々オンエアされたため、たちまち行列のできる人気店になった。

■ファミリー企業

 ところが、その一方で、商店街のトラブルメーカーでもあるという。

 伝法院通り商店街振興組合の会長が明かす。

「オープン当初は閑古鳥が鳴いていたのにテレビで取り上げられてから、観光客や修学旅行生が押し寄せるようになりました。近くの店は行列で入り口を塞がれて、甚だ迷惑を被っている。さらに、メンチカツを揚げる油の臭いで客足が遠のき、売上が激減した服飾店まであります」

 これまでに、「浅草メンチ」には100回近く抗議に出向いたという。

「辺り構わずメンチカツの食べ歩きをさせているから、肉汁がこぼれ、もともとオレンジ色だった通りが真っ黒に汚れたりもしている。何度、改善を申し入れても、まったく聞く耳を持ってくれません。近いうちに、商店街が2割程度負担するから行列整理の警備員を雇うようお願いするつもりです。ただ、いくら店長に伝えてみたところでオーナーは姿を現さず、未だに誰なのか分かっていないのです」(同)

 調べてみたところ、「浅草メンチ」を経営するのは「旨いぞお」なる会社。代表にはグッチ裕三の妻が就き、グッチ裕三自身も役員に名を連ねるファミリー企業だった。つまり、商店街の会長はむろんのこと、視聴者にも自分の店であることを秘密にしたまま、グッチ裕三は臆面もなくテレビでメンチカツ屋の宣伝をしていたわけなのだ。

 そこで、彼に取材を申し込むと、代わって「浅草メンチ」販売会社の役員が書面で以下の回答を寄越した。

「テレビ局の取材が多いのは、グッチ裕三がやらせで取材をさせているかに中傷する方がいるとのことですが、そのような事実はもちろんございません。もともと、グッチ裕三の名前を一切出さないで、店舗経営に当たってきたものであり、お店にもグッチ裕三と関わりをうかがわせるようなポスターなども一切貼付等しておりません」

 関係を隠して、公共の電波をPR利用している点こそが問題なのだが……。

ワイド特集「正邪の『昼顔』」より

「週刊新潮」2017年7月6日号 掲載

新潮社

最終更新:7/26(水) 17:20
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