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「食費」はもっと減らせる 納得できる分類で家計を見直そう

7/11(火) 6:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 支出の分類として、すぐに頭に浮かぶ言葉は、食費や住居費、水道光熱費などの項目ではないでしょうか。でも、あなたが思っているその「食費」。本当に食費ですか?

【関連画像】勉強会の後の懇親会。これは食費? (C) PIXTA

 多くの家庭を見ていると、独自のやり方で工夫したり、悩んだりしながら、家計管理をしていると感じます。

 そこで、「食べる」という出来事を次の5つに分類して、支出の見直し方法を考えてみましょう。

【5つの食べるシーン】
1.自宅での朝食代・お弁当代・夕食代
2.お店で一人で食べる朝食代・ランチ代・夕食代
3.一人で行くカフェ代
4.友達と一緒に行く飲食代(カフェ・ランチ・夕食・飲み会など)
5.セミナーなどに関連する懇親会

 いずれも「食べる」ということにつながっていますが、あなたなら、これらの項目を「食費」「外食費」「交際費」「習い事」「お小遣い」のどの項目に分類しますか?

<「5つの食べるシーン」を下の5つの項目にどう分ける?>
食費
外食費
交際費
習い事
お小遣い

 正解が知りたくなるところだと思いますが、実は、家計管理の方法には、正解も王道もありません。あるのは、「自分が納得できる分類方法を決める」ことです。

 相談に来られる方のよくあるパターンは、次のようになります。

【5つの食べるシーン】
1.自宅での朝食代・お弁当代・夕食代
2.お店で一人で食べる朝食代・ランチ代・夕食代
3.一人で行くカフェ代
4.友達と一緒に行く飲食代(カフェ・ランチ・夕食・飲み会など)
5.セミナーなどに関連する懇親会

 ↓↓↓

Aパターン 1~5のすべてが食費
Bパターン 1は食費、2~5は外食費
Cパターン 1は食費、2、3は外食費、4、5は交際費またはお小遣い
Dパターン 1、2、3は食費(外食費込)、4は交際費またはお小遣い、5は習い事

 それではこの4パターンについて一つずつ見ていきましょう。

A:全部「食費」にすると食費が膨れ上がる

【Aパターン】
1.自宅での朝食代・お弁当代・夕食代 →食費
2.お店で一人で食べる朝食代・ランチ代・夕食代 →食費
3.一人で行くカフェ代 →食費
4.友達と一緒に行く飲食代(カフェ・ランチ・夕食・飲み会など) →食費
5.セミナーなどに関連する懇親会 →食費

 Aパターンは、すべて食費です。

 「食べる」という行動に関連するものを一つにまとめているため、管理しやすい点が特徴ですが、「食費」の金額が膨れ上がる傾向にあります。

 そのため、全部を「食費」と思った人は、「生活するために必要な食費」と「楽しみとして使っている食費」の二つに分けてみてください。「楽しみとして使っている支出」から見直すと、食費の節約もスムーズです。


●B:場所で分類 要不要が見えてくる

【Bパターン】
1.自宅での朝食代・お弁当代・夕食代 →食費
2.お店で一人で食べる朝食代・ランチ代・夕食代 →外食費
3.一人で行くカフェ代 →外食費
4.友達と一緒に行く飲食代(カフェ・ランチ・夕食・飲み会など) →外食費
5.セミナーなどに関連する懇親会 →外食費

 Bパターンは、食費を「場所」で分類するパターンです。

 Bパターンでは、家で食べたものは「食費」、家の外で食べた分は「外食費」、として分類しています。そのため「食べる出来事」に関する出費を減らしたい場合は、「外食費」を減らすと、出費が減るという分かりやすさが特徴です。

 「外食費」が多い場合は、さらに一歩進んで、大事にしたい友達との外食なのか、それとも、あまりにも疲れていて作る気になれないときの外食なのか、あるいは、なんとなく外食したい気分の支出なのか……というように、自分にとって必要な外食なのか、それとも、節約の余地がある外食費なのかを振り返りましょう。

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