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おひとりさまも大歓迎 気軽に寄れるビアガーデン

7/12(水) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 「おひとりさま」という言葉が定着してから10年以上が経過した。外食・娯楽産業が「おひとりさま」に向けるまなざしは依然熱く、最近では一人で利用しにくい場所のほうが少なくなっているのかもしれない。若い女性が単身で立ち飲み居酒屋に立ち寄りジョッキを傾けることができる自由な時代だ。


 とはいえ、まだまだ一般人には「おひとりさま」利用のハードルが高い場所もある。「ビアガーデン」もそのひとつだ。その昔、ドラマ『結婚できない男』で阿部寛演じる主人公がひとりでビアガーデンを訪れるシーンがあり、「あれだけは無理!」と話題になった。

 そんな「最後の難関」だったビアガーデンにも、遂におひとりさまブームが押し寄せてきた。

 首都圏でその先鞭(せんべん)をつけたのは、西新宿のヒルトン東京だ。2014年に開催した「天空のビアガーデン」では、会場最奥部におひとりさま専用席が設けられた。外周に沿ったカウンター席で、目の前には高層ビル街の夜景。グループ客で賑わうメインスペースに背を向けているため、人目も気にならない。


 この席は大きな話題となり、もともと見込んでいた「単身ビジネス宿泊客」だけでなく、ひとりで他人に気兼ねなくビアガーデンを楽しみたい人が多く集った。2016年以降は、さらに長いカウンター立ち飲み席が用意されている。


 仕事帰りにふらりと立ち寄り、ひとりでも人目を気にせず飲める「おひとりさま向き」「おひとりさま歓迎」のビアガーデン・ビアテラスを紹介しよう。

■東京駅の駅舎を見下ろすロケーション

 JR東京駅丸の内口側で「軽く一杯」ということなら、新丸ビル7階の飲食フロア「丸の内ハウス」のテラス席で2016年から始まったビアテラスがおススメだ。丸の内エリアで働く人たちがランチタイム後などに休憩をとる開放的なテラスで、植え込みの周りを木製のベンチが囲み、東京駅丸の内駅舎を見下ろせる一角。デートスポットとしても穴場的な店だ。


 ユニークなのがそのシステム。屋内にある個性豊かな飲食店9店舗からビールや料理をキャッシュオンデリバリー方式で購入し、テラスの好きな席に自分で運ぶ。もちろん別々の店舗から料理を運んでくるのもOK。平日は11時オープンなので、仕事中でなければランチビールもできる。旅行者にとっては格好の赤れんが駅舎撮影スポット、足休めついでに冷たいビールを一杯なんてのも素敵だ。


 夕方以降は、スマホの画面を見ながらひとりビールを飲むスーツ女性の姿も見られる。ライトアップされた東京駅や、周辺を取り囲む高層ビル群の夜景は見事。開始2年目でまだ知られていないのか、日中や夕方早めの時間帯なら空いている。東京への出張帰りに時間が余った方も、ぜひ立ち寄ってほしい。皇居から吹く風も心地良い。

●ビアテラス in 丸の内ハウス 2017[住所] 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル7階[電話] 03-5218-5100[期間] 2017/05/26~09/29

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最終更新:7/12(水) 7:47
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