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セカンドオピニオン 「こんな時はどうする?」一問一答

7/12(水) 11:00配信

NEWS ポストセブン

 セカンドオピニオンの重要性が叫ばれて久しい。しかし我々は、主治医とどう接すれば良いのか? そこで本誌は、セカンドオピニオンを望む患者が必ず抱える様々な不安に向き合ったマニュアルを作成した。医師にはなかなか直接聞くことができない「患者本位の素朴な疑問」に答えていく。

【疑問】
・主治医の診察で「重い疾病がある」と宣告されたが、命に関わる問題だけに別の意見も聞きたい。どうすればいいのか?
・主治医から提案された治療法だけでなく、他の選択肢もほしい。誰に聞けばいいのか?

【回答】
 セカンドオピニオン(以下、SO)とは、病気の診断や治療法について、主治医とは別の医師の意見を求めることを指す。“第2の意見”を聞くことで、患者はより納得のいく治療を受けられるようになるからである。

 ただし、一括りに「SOを受ける」といっても、患者の置かれた状態や希望によってその内容は2つに大別される。ひとつは「病気、病名に疑問を抱く」ケース、もうひとつは「医師の治療法に疑問を抱き、複数の選択肢を検討したい」ケースだ。詳細は後述するが、この2つは「主治医にSOを相談すべきか否か」という根本のところから違ってくる。

【疑問】
 主治医から「大病の心配はない」と診断されたもののどうしても心配ならどうする?

【回答】
 体調不良で主治医の診察を受け、「問題なし」と診断されたが、不安が収まらない。これが「病気、病名の診断そのものに疑問を抱く」ケースだ。浜松オンコロジーセンター院長の渡辺亨・医師が指摘する。

「主治医が問題なしと診断しても、しこりが気になる、変な咳が止まらないなど具体的な症状が出る患者は迷わず別の医師の診断を受けるべきです。特にがんの場合、細胞の一部を切り取って調べる『生検』を行なわず、レントゲンや超音波だけで主治医が診断した場合などはどうしても不確実性が生じる。明らかに検査が足りないと感じるなら、他の医療機関にかかることをためらうべきではない」

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