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知ってたらちょっと通? あのジェフ・ベゾスも卒業した名門大学、その名は?

7/12(水) 12:00配信

BEST TIMES

あの東京大学ですら、世界大学ランキングでは39位止まり(2016-2017年度版のタイムズ・ハイアー・エデュケーションより)。ではその上位に食い込む、世界の名門大学は何が違うのか? その名門を名門たらしめる特徴――「傾向」と実際の入学までのルート――「対策」を、世界を見据える読者に提供。第2回目は、世界大学ランキング7位(同)、AmazonCEOジェフ・ベゾスを輩出したプリンストン大学。【傾向編】

名門校中の名門

 プリンストン大学はアイビーリーグ(東海岸のエリート伝統校群。8校からなる)に属する私立大学で、ニュージャージー州プリンストンにあります。アメリカ有数の名門大学であり、USニューズ&ワールド・レポート※のランキングによると、2001年から2017年までアメリカの全大学の中で常に1位か2位となっており、名門校中の名門校です。

【※アメリカの大学ランク付けにおいて最も広く使われるランキング。大学のランク付けのもとになっている項目と比重は次の通り:(1)新入生の卒業率(30%)、(2)所属学生の学力レベル(22.5%)、(3)教授陣や学習環境の充実度(20%)、(4)合格難易度(12.5%)、(5)資金力(10%)、(6)母校へ寄付を行う卒業生の割合(5%)】

 歴史をたどると、1746年に設立された当初は「ニュージャージー大学」という名前でした。実際にこの名前で150年間知られ、13植民地の高等教育機関の中では4番目に認可された学校です。当初はエリザベスという町に建てられていましたが、10年後の1756年にプリンストンに移り、その後この地名から「プリンストン大学」を正式名称としました。もともとは宣教師を育てるための単科大学でしたが、次第に学科数を増やし、現在の総合大学の形へと変貌を遂げていくことになります。

リベラルアーツに強み

 他のアイビーリーグの大学同様、プリンストン大学ももともとは男子校であり、男女共学になったのは1969年のことです。現在では男女、国籍問わず多くの優秀な生徒を世界から集め、2016年秋の時点では8200名(学部生5400名、院生2899名)が同校で学んでいます。プリンストン大学は多様性を重視しており、生徒の出身地をみても多様性が分かります。入学を認められた学生の約12パーセントが海外の様々な国出身です。また、「家族の中で始めて大学に進学する」という学生も多数在籍しています。

 プリンストン大学は「リベラルアーツ」の特徴が強い総合大学です。リベラルアーツとは、特定の専門分野に特化した教育ではなく、様々な分野を幅広く学ぶスタイルの教育体系です(日本で「リベラルアーツ教育」を提供している大学には立命館、早稲田、上智、国際教養大学などが挙げられますが、絶対数は極めて少なく、日本ではあまり馴染みが無い教育体系です。)

 その代わり、リベラルアーツの特色が強いプリンストン大学は、例えばビジネスに特化したビジネススクールや、医療に特化したメディカルスクール、法律に特化したロースクールなどの専門スクールを設置しておらず、この点において他のアイビーリーグや名門大学と異なります。経済学、政治学、歴史学、数学、物理学、心理学、コンピューター科学、英語学などの分野を幅広く学びたい学生には適した学び舎ですが、ビジネスや医療、法律などの一部の専門的な知識を吸収したい学生にはひょっとしたら、より良い環境が他校にあるかもしれません。

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