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熱中症対策にも!水ソムリエが指南する「夏の水分補給」、大切な2つのポイント

7/12(水) 12:54配信

OurAge

「日本の夏は梅雨に代表されるように、亜熱帯に近い気温と湿度。梅雨が明けても、お部屋の中のムシムシ感がゼロになることはありません」と、水ソムリエ&飲泉師の竹村和花さん。熱中症もそうだが、湿度によって受けるカラダのストレスは大きく、知らないうちにリズムが乱されると語る。

「また、シュワシュワ系の清涼アルコール類が美味しく感じられる季節。暑さが続く夏の間は、普段はあまり飲まない方でも仕事やお風呂あがりにビールを口にする機会が増えます」

夏に人気のビールには排尿作用があり、トイレに立つ回数が増える。実はその分だけ、カラダの中の水分量は不足する、と竹村さん。
「アルコールを取った時はいつも以上に水分補給が大切。お酒を飲んだ日は、眠る前には必ずグラス1杯の水分補給をするようにしましょうね」

◆夏の水代謝サイクルを知り、効果的な水分補給を
「夏場は気候的にも生活スタイルの上でも、カラダの中の水分は失われがち。このカラダの中の水代謝ですが、ノドが乾いてから沢山水分をとったからといって十分補給されるわけではありません」

私たちのカラダには一度に水を吸収できる量にリミットがあって、その量を越えてしまったぶんは自然にカラダの外に出すという水代謝サイクルがあるという。
「そのため、1日に必要な水分量を朝・昼・夜の3回にまとめて飲む、というようなスタイルで水分補給をしても、カラダの中に充分水分か吸収されることは難しいのですね」

では、どうすれば良いのだろう?
「答えはカンタン。目が覚めた時から、ベッドから出る、トイレに行くなど日常的なアクションを起こす時に『ついで飲み』するスタイルでこまめに水分を取ること。これが最も効果的な水分補給の方法です」

このスタイルで水を飲んでいけば、たとえ1日2Lの水分をとったとしても、トイレに行く回数ばかりが増えるといった現象はなくなるのだそうだ。

◆飲み方ポイントは2つ
「この夏場の水分補給ですが、効果的な補給法には2つのポイントがあります。
1つめは、水分補給の基本。先ほど紹介したように、水を飲む時はひと口ふた口で良いので小まめに飲むことがポイントです」

2つめは、気温が上がる時と汗をかくタイミング、と竹村さん。
「夏場の水分補給では、気温が上がる前、上がってから。そして汗をかく前、汗をかいた後、がポイントです。大切なのは、気温が上がり始める前、汗をかく前に、先にカラダの内側の水分を充分補充しておくこと。不思議に思われるかもしれませんが、カラダの中の水分量が減ってしまってからの水分補給は体内環境にとってあまり良くないのです」

気温が上がって、汗をかいている時は、カラダの中の水分量は減り、カラカラになりつつある状態だとか。
「このカラダの中の水分量が減っている時というのは、血管環境から見るとドロドロ血液状態の時なのですね」
カラダが渇き、水分量が極端に減ってしまう前に、汗として出ていってしまう分を先に補充しておく、ということが大切なのだそう。

「時間帯でいうと朝9時頃から夕方17時頃までは、常に『手の届くところ』に水分補給用のペットボトルを置いて、小まめに水分を取ることを意識して下さいね」

最終更新:7/12(水) 12:54
OurAge