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エコランは安全運転に繋がるってホント?

7/12(水) 17:44配信

WEB CARTOP

大前提としてエコランのコツは無駄な操作が減らすこと

 エコランでもっとも重要なのは、可能な限りアクセルを踏まないことだが、突き詰めれば無駄な運転をなくすことに尽きる。運転の無駄をなくせば余計なブレーキを踏むことがなくなるので、同時にアクセルを踏む量も減るという好循環が生まれ低燃費につながるのだ。

 運転の無駄をなくすためには、先行車の動きや信号が変わるタイミングを予測し、路上駐車や停留所で停車しそうなバス、右折レーンのない右車線で右折しようとするクルマの存在、さらには道路の合流ポイントなどを常に頭に入れながら、先の交通状況をよく把握して予測すること。低燃費のために無駄な運転操作をなくそうとする意識が強まると、同時に安全性も確実に高くなるという副産物が得られる点に注目したい。なるべくアクセルを緩やかに開き、かつ開度を控え目にすると、それだけで急発進をするようなことはなくなり速度が抑えられ、さらに先の交通の流れを読めば事故を起こすリスクはほとんどなくなるはずだ。

 先の交通の流れを読むためには車間距離を開き気味にし、先行車やさらに2~3台先のクルマの動きが把握しやすいよう心がけたい。

 車間を詰めると前が見にくかったり追突するリスクが高まるだけでなく、先行車がブレーキを踏むたびにこちらもいちいちブレーキを踏まねばならず、無駄な加減速が増えるという燃費にとって最悪の状況となる。

 余計なブレーキ操作は後続車にも悪影響を与えて渋滞の原因となることも少なくない。大型連休中によく発生する上り坂渋滞は、上り坂に差し掛かっても速度を維持できずに遅くなったクルマが原因とされるが、車間を詰めすぎたクルマが遅いクルマと過度に接近する頻度が高くなることでブレーキ操作が増えるせいでもある。余計なブレーキは後続車に伝染しやすいので、意外と影響力が大きいものであると覚えておこう。

イライラすれば安全に影響するだけでなく燃費も悪化する

 地域によっては車間を開き気味にするとすぐに割り込まれたり、後続車にイライラされる恐れもあるが、そのプレッシャーに負けない強い心を持とうとする意識も大事だ。また、目の前に大型のバスやトラックが居て視界を妨げられるときはイライラせずに冷静な心を持つことも忘れないようにしたい。トラックとの車間を詰めて煽ったり、そのトラックが車線変更するや否や加速するような蛮行は燃費にも安全性にも良くない。

 どうしてもバスやトラックが邪魔な時は、追い抜くよりもあえて2~3台分後ろを走る手もある。一見無駄なように思えるかもしれないが、前方視界が広がるとそれだけでイライラ感は収まり、スムースで安全な運転を取り戻しやすくなる。

 とにかく低燃費ドライブを極めて安全性も確保するには、先の交通の流れを予測しやすい状況を作ることが肝要だ。交通の流れを把握し予測できるようになれば、自ずと安全性も高くなるので事故を起こすリスクは下がるだろう。

 ただし、極端なノロノロ運転や、車間を開けすぎにすると周囲への迷惑となるのでほどほどに。

マリオ高野

最終更新:7/12(水) 17:44
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