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あの頃これが欲しかった!撮ったその場で写真を見られることに心ときめいた『ポラロイドカメラ』

7/12(水) 19:10配信

@DIME

その昔、デジタルカメラが登場する以前、写真の撮影は、銀塩写真(ぎんえんしゃしん)と呼ばれる、「写真フィルムを感光材料として、光を当てて潜像を記録して、所定の処理方法に沿って現像を行い、定着液で安定させる」方法が一般的でした。

その為、撮影した写真を見る為には、フィルムの撮影を一旦全コマ終わらせた後、「パトローネ」と呼ばれる、写真機にフィルムを装填出来る円筒形の容器に全て収納した上で…。

DPE店(Development Printing Enlargement)に、撮影済のフィルムを現像→焼き付け→引き伸ばし作業まで依頼をして、初めて写真を手に取り見る事が出来た訳ですが…。

当時から、「撮影直後に自動的に現像を行って、撮ったその場で写真を見る事が出来るカメラ」が切望されておりました。

そんな願いに敢然と立ち向かったのが、ポラロイド社を創設した…。

エドウィン・ハーバード・ランド氏です。

エドウィン・ハーバード・ランド氏は、拡散転写法による画像形成技術の研究、及び光学機器の開発に成功、特許を取得して商品化に乗り出しました。

そしてついに「撮影したその場で写真を見る事が出来るカメラ」である「インスタントカメラ」が完成したのです。

登場した当時は、他のメーカーからなかなか同様の機能を持つカメラが出てこなかった為、「ポラロイドカメラ」はインスタントカメラと、ほぼ同義語の扱いでした。

筆者が最初にポラロイドカメラを手にしたのは、父親が何処かからこのカメラを借りて来て、家に持って帰って見せてくれた時です。

何枚か家族写真を撮ってくれて、撮影した画像が目の前で段々と表示されていくサマには実に感動しました。

但し、専用のフィルムが、当時確か10枚セットで数千円はしたので、ここぞという時しか使えない、高価な写真撮影手段だなぁ、普段使いにはちょっと厳しいかなぁ、という印象でした。

その後、ポラロイドカメラを再び手にする事が出来たのは、社会人になってから。

仕事現場の撮影に大活躍しました。撮ったその場で作業内容を確認出来る為、業務効率の向上に多いに貢献しました。

フィルム代も会社負担だったので、調子に乗って撮りまくっていたら、あとで大目玉を喰らいましたが…。(^_^;)

その後コダック社や富士フイルムが同市場に参入し、隆盛を極めるかと思われたインスタントカメラ市場も、デジタルカメラの台頭などにより一旦下火になり、その後米ポラロイド社は経営破綻。

そのままインスタントカメラは消滅してしまうかと思われましたが…。

今ではその即時性のメリットが再び見直され、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」が大人気です。

ちなみにチェキは女子高生に絶大な支持があるみたいですね。やったね

あの頃これが欲しかった撮ったその場で写真を見ることができる「ポラロイドカメラ」。
インスタントカメラの先駆けとして、今でも燦然と輝いているのです…。

※記事中の情報は、記事執筆調査時点のものとなります。
※本記事は、あくまでも筆者の微かな記憶と主観に基づき、飛躍したテキトーな表現によるエッセイであり、特定メーカーや機種等を貶める意図はございません。
※本記事に登場する、漫画のキャラクターはフィクションです。

文/FURU

@DIME編集部

最終更新:7/12(水) 19:10
@DIME

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