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新型アウディA8の量産車世界初「レベル3」導入へ!どこまでの「自動運転機能」なのか?

7/12(水) 10:22配信

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バルセロナで開催されたアウディサミットで、新型A8が発表されました。「レベル3」に相当する自動運転機能を装備したモデルを2018年以降に導入するとしています。アウディは2018年以降、段階的に「パーキングパイロット」、「ガレージパイロット」、「トラフィックジャムパイロット」といった自律運転機能を新型A8に導入するそうです。

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注目の自動運転技術「レベル3」では、「Audi AIトラフィックジャムパイロット」と呼ぶ技術を搭載。中央分離帯のある比較的混雑した高速道路を60km/h以下で走行しているとき、ドライバーに代わって車両が運転操作を引き受けます。センターコンソールにあるAIボタンを押すことで、作動状態になります。

「トラフィックジャムパイロット」は発進、加速、ステアリング、ブレーキの各操作に対応。ドライバーはこうした操作を、注意して見守っている必要はなく、ステアリングホイールから手を放したままでも問題なしだそうです。この時点では車両が責任を持ちます。



その国の法律で許されていれば、車載のテレビを視聴するなど、運転以外の行為を行うこともできます。システムが機能の限界に達した場合には、すぐさまドライバーに、運転操作に戻るよう通知。



自動運転中は常時、「セントラルドライバーアシスタンスコントローラー」が、様々なセンサーからのデータを照らし合わせることで、クルマの周辺の状況を導き出しています。レーダーセンサー、フロントカメラ、超音波センサーに加えて、自動車分野では初めて、レーザースキャナーも採用。さらに、「Audi AIリモートパーキングパイロット」と「Audi AIリモートガレージパイロット」は、クルマを自律的に操作して、駐車場やガレージに導くだけでなく、クルマを出すことも自動化されています。



操作は新開発の「myAudi」アプリを使って手持ちのスマホから可能。パーキング操作をする際に、「Audi AI」ボタンを押し続けると「myAudi」のアプリに、車載の360°カメラからの映像が映し出されます。操作が完了すると、ティプトロニックが自動的にPのポジションに入り、エンジンとイグニッションがオフになります。

なお、エンジンは、欧州での発売時点で、210kW(286hp)の3.0 TDI、250kW(340hp)の3.0 TFSIの2タイプのV6ターボエンジンを設定。その後、2タイプの4LのV8 (320kW/435hp)の4.0 TDIと338kW(460hp)の4.0 TFSIが追加される予定だそうです。さらに、エクスクルーシブなトップエンジンとして、排気量6.0ℓのW12ユニットも設定。

また、5タイプすべてのエンジンに、48Vの電源システムとベルト駆動式のオルターネータースターター(BAS)が備わります。さらに、パワフルなプラグインハイブリッドドライブを採用したA8 L e-tron quattroも、後日導入するとしています。

ドイツのネッカーズルム工場で生産される新型アウディA8、アウディA8 Lは、2017年晩秋からドイツ市場で販売が開始されます。ベース価格はA8が90,600ユーロ、A8 Lが94,100ユーロです。



(塚田勝弘)

最終更新:7/12(水) 10:22
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