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妊娠しやすい体づくりのために―今できること教えます

7/12(水) 7:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 5月21日(日)に東京ミッドタウンで開催されたWOMAN EXPOでは、「~赤ちゃんが宿りやすい身体になるために、いま出来ること~働く女性のための妊活セミナー」と題したセッションが行われました。

【関連画像】田中さんがビューティーモデルとして気を付けていたこととは?写真/竹井俊晴

 前半は、第一線で活躍される産婦人科医の善方裕美先生が、働きながら妊娠を望む女性のために、知っておきたい妊活のポイントを教えてくれました。後半は、ビューティーモデルの田中マヤさんが登場。排卵日予測検査薬を発売するロート製薬の宮下侑子さん、日経BP総研の黒住紗織も加わり、パネルディスカッションを行いました。田中さんの妊娠経験から分かった、美容と健康、妊娠の関係とは?

●妊娠に関する基礎知識をチェック!

 年間約800人お産を手掛ける産婦人科の副院長であり、自らも3人のお子さんを持つワーキングママである産婦人科医の善方先生。貴重なお話を聞ける機会とあって、会場は詰めかけた女性たちで満席です。講演は、妊娠に関するQ&Aからスタート。

・「月経がある間は自然に妊娠できる?」

・「女性ホルモンは子宮から分泌される?」

・「卵子は毎月作られている?」

 これらの答えはすべてNOです。「中でも『卵子は毎月作られるわけではない』という点は一番のポイントです」と善方先生。妊娠を望む人の多くが知っている基礎知識のようでいて、実は正しく知られていないこともあるようなのです。

妊娠の仕組みをおさらいしよう

 まずは妊娠の仕組みを簡単におさらいしましょう。会場では動画で、分かりやすく解説されました。

【排卵】脳からの指令で卵巣から女性ホルモンが分泌。その刺激を受けて卵子が成長し、卵巣から飛び出します。

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【受精】排卵された卵子と、性生活を経て膣から入った精子とが卵管内で出合い、受精します。

  ↓

【着床】 受精卵は卵管をさかのぼって子宮内膜の上に到達し、着床します。

  ↓

【月経】 受精が成立しなかった場合は、用意された子宮内膜が剥がれ、経血とともに排出されます。

●年齢が上がるにつれ妊娠する力は低下する

 「授かりやすい体をつくるためには、授かりにくい状態を知ること」と善方先生は言います。

 「妊孕性(にんようせい/妊娠するチカラのこと)は女性の年齢に応じて低下していきます。一般的に、妊娠しやすい時期(排卵の数日前)にタイミングを合わせた性交渉を4回行うと、1回は妊娠成立するといわれています。ところが年齢上がるにつれ、この方法で妊娠しない確率が上がっていきます。20代では約10%以下ですが、30~34歳で約16%、35~39歳からは急増して約30%、40~44歳では約65%が妊娠不成立となるのです。

 不妊の原因として多いのは、『排卵障害』、『卵管の詰まり』、『精子の問題』です。最近は卵子の老化が原因の人が増えています。これが日本の生殖医療の大きな課題。もっと早く妊活を始めたら、不妊で悩まない人がもっと増えるはずなのです」(善方先生)

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