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勘違いの「ケチケチ生活」 子どもの塾通いも許さず

7/13(木) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 「お金はたまっている。ただ、節約だ、貯蓄だといつも考えるのが苦痛になってきた」。専業主婦のAさん(36)が駆け込んできました。Aさんは会社員の夫(37)と小学1年生の息子との3人暮らし。自分が無駄と判断したものには一切、お金を使わないという相当な「ケチケチ主義」で生活しています。「全て老後のため。収入は多くないし、こうでもしないとお金がたまらない。子どもはもう一人ほしいけれど、お金が足りないのであきらめている」と出費を嫌がる理由を語ります。

■自家用車を手放す

 ただ、その判断基準は徹底したものではなく、単に勉強不足との印象を持ちました。
 例えば保険に加入する際、「相談料がもったいない」と保険の無料相談に赴き、よく理解しないまま勧められた保険に加入。万が一のときの遺族への保障が必要なのに貯蓄目的の保険に加入してしまい、リスクをカバーできていません。「掛け捨てはもったいないから」と高い保険料を支払っていますが、これでは保険の目的を達していません。
 また、「インターネットのニュースサイトで十分」と新聞を全く読まないので、情報が偏っています。そんな中、「自動車の維持費が負担ならば、カーシェアやレンタカーの利用が家計にやさしい」というネットの記事を読み、公共交通機関だけでは不便な土地に住んでいるにもかかわらず自家用車を手放し、「自動車税や駐車料金がかからなくなった」と喜んでいます。一方、カーシェアの駐車場やレンタカーショップまでは距離があり、天気の良い日は自転車で行きますが、雨の日はタクシーで駐車場やショップに行っています。車を借りる回数も多いので、安く入手できるマイカーを持っていたほうが車にかかるお金は少なくてすむかもしれませんし、時間も有効に使えます。
 さらに、格安スマートフォンや格安SIMについての情報がこれだけ飛び交っているのに、通信費は見直していません。節約を意識する者として、ここは見逃してはいけないはずです。

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最終更新:7/13(木) 7:47
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