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4人の映画監督から連想する2018-19年の秋冬トレンド

7/13(木) 22:30配信

WWD JAPAN.com

 13日まで伊ミラノで開催中のファッション素材見本市「ミラノ・ウニカ(MILANO UNICA)」はステファノ・ファッダ(Stefano Fadda)=「ミラノ・ウニカ」トレンド委員長のディレクションの下、2018-19年秋冬のトレンドを発表した。今回は著名な映画監督と、雰囲気や色合いが似ている別監督の作品を組み合わせた4つのテーマが発表された。

 パオロ・ソレンティーノ(Paolo Sorrentino)監督と1980年代に人気を博したテレビドラマ「ダイナスティー」を掛け合わせ、オーバーなくらいリッチな世界観を打ち出す。黒やゴールドを基調にバイオレットや赤をプラスした大胆な色調。ラメやルレックスなどのギラギラした光沢、ピンクやアニマル柄のファー使いなどひたすら派手なものが目立つ。

 スペインのペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)監督とブレイク・エドワーズ(Blake Edwards)監督の「ビクター/ビクトリア」を掛け合わせたこのトレンドは、カラフルでポップなイメージ。千鳥格子やグレンチェックなど17-18年秋冬から続く英国調トレンドは、ビビッドな赤を目立たせる。ストライプやレース、クロシェ(鈎編み針)にも赤を多用。紅白ストライプや幾何学模様などユニセックスに取り入れられる生地が多くそろう。

 スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)監督とテレビドラマの「シャーロック」で表現するのは、ハイテク素材でモダンに仕上げた英国エレガンス。伝統のタータンチェックは、柄を少しぼかしたり、メッシュやフェルトと組み合わせたりして新しい表情に。タペストリーを思わせる手の込んだ柄などデコラティブなムードも継続。

 

 クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督と、ベルナルド・ベルトルッチ(Bernardo Bertolucci)監督の仏映画「リトル・ブッダ」の主役はフリンジとレリーフ。コートやジャケット用の生地には房飾りやエスニックなディテールを使用。自然豊かでスピリチュアルな東洋の世界にインスパイアされたナチュラルカラーがメーン。中でも色調さまざまなオレンジがポイントだ。

最終更新:7/13(木) 22:45
WWD JAPAN.com