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顧客満足度8年連続トップ!スターフライヤーが愛される理由

7/13(木) 6:40配信

@DIME

羽田~北九州(1日11往復)・福岡(8往復)・山口宇部(3往復)・関西(5往復)、中部~福岡(3往復)、北九州~沖縄(1往復※夏季運航)の6路線を運航するスターフライヤーの機内は、他の国内線にはないユニークなサービスが多い。そこで個性的なサービスを紹介したいと思う。

まずは液晶モニター。最近ではANAやJALなどの機内Wi-Fi対象便においては自分のスマートフォンなどで機内エンターテイメントを無料で楽しめるようになってきているが、スターフライヤーでは11年前の就航時からずっと全機・全席に液晶モニターを搭載している。NHKニュースをはじめ、ビジネス、ドキュメンタリー、スポーツ、バラエティなどビデオプログラムだけでも12チャンネルと豊富で、加えてオーディオプログラムも8チャンネルあるので機内での時間も退屈しないのだ。

加えて、現在の飛行位置がわかるフライトマップも好きなときに確認できるのだ。そして、出発前の機内安全ビデオも同社オリジナルで、かつては忍者を使った「スターフライヤー忍者」が注目を集めたが、今は「STARFLYER JAZZ Lounge」と題し、ジャズラウンジを機内に見立てたシチュエーションになっており、スターフライヤーのホームページからも動画を見ることができるのだ。機内での液晶モニターは搭乗時に希望者に配られるイヤホンを使うことになるが、イヤホンが耳に合わない人にはヘッドフォン、そしてご自身のヘッドフォンを使いたい人には飛行機用のイヤホン差し込み口(2ピン)からご自身のヘッドフォンを使用できる差し込み口(1ピン)に変換可能なアダプタを貸し出してくれる。

そして、筆者が実際に利用して特に便利に感じたのはUSBポートが全席に装着されていることだ。液晶モニターの横もしくは下にあり、機内でiPhoneなどのスマートフォンが簡単に充電できるようになっている。ここで驚いたのがiPhoneとandroid対応のUSBケーブルも機内で貸し出しているというのだ。充電ケーブルを持っていない時でも借りることで、スマートフォンの充電が可能となる。加えて、ひざ裏付近にはシート電源もあるので、ノートパソコンの充電も可能だ。しかし、機内では圧倒的にUSBポートを使っている人が多かった。フルサービスキャリアの国際線ではUSBポートは当たり前になってきているが、飛行時間の短い国内線でもUSBポートがあることは、思っていた以上に便利だった。

次に機内ドリンク。全便でコーヒー、スープ、日本茶、アップルジュース、ミネラルウォーターが搭載されているが、それぞれにこだわりがある。まずは多くの人が注文するコーヒー。就航から11年間、ずっとタリーズコーヒーのオリジナルブレンドの豆を使ったコーヒーを機内で提供している。そして機内では小さい紙コップで提供されるのだが、これもスターフライヤーのこだわりである。小さい紙コップの150ml(5オンス)にすることで「冷める前に飲み終える」ちょうど良いサイズなのだ。少ないと感じる利用者もいるが、もちろんおかわりはできるので「遠慮なくいつでもお声がけして欲しい」と機内サービスを企画・立案している秋山真裕子さんは話す。また、就航当初からコーヒーを注文すると「ビターチョコレート」も一緒にサービスされる。コーヒーとチョコレートで機内でのちょっとした癒やしの時間になるのだ。スターフライヤーデザインの包装になっているが、11年前の就航前に森永製菓側にアタックして実現したそうだ。筆者も度々利用するが、この組み合わせを見ると、スターフライヤーに乗っていることを実感する。

そしてもう1つのこだわりがジュース。現在はアップルジュースを提供しているが、機内で出すドリンクは果汁100%にこだわっており、このこだわりも就航11年間変わらない。子供にも安心して飲んでもらえる。就航当初からのこだわりについて秋山さんは「サービスを決めるにあたっても、価格と品質を比べると品質の方を優先しようと心掛けている。品質第一でお客様の目線で考えることで、お客様に喜んでもらえるようにしている点は就航当初から変わっていない」と話す。スープにも力を入れており、羽田・中部・那覇出発便ではミネストローネ、羽田・中部・那覇到着便ではオニオンスープを提供している。機内で注文している人も多く見られた。

また期間限定ものも豊富で、7月からは「玄米とポルチーニ茸のクリームリゾット」が販売されている(税込500円)。濃厚な味でありながらも疲れた体を癒やしてくれる優しい味になっているのだが、ここでもスターフライヤーならではのこだわりがあった。食後のデザートとして、機内でもお土産品として販売されている「八女玉露チョコサンド」が付いてくるのだ。これも食後の時間も含めて楽しんでもらいたいという心意気を感じる。それ以外のサービスとしては、お子様向けのグッズのプレゼントや絵本の貸し出し、更におむつも機内で用意されているそうだ。

そしてスターフライヤー利用者に好評なのがシート。スターフライヤーのシートは、黒の革張りで足下もゆったりしているのが特徴となっている。その証拠に、スターフライヤーではLCC(格安航空会社)が180席仕様で運航しているエアバスA320型機を150席仕様で運航している。2割弱も少ない座席数になっており、フットレスト・ヘッドレストが搭載され、リクライニングもしっかり倒れる。上質感のあるシートで、運賃は抑えながらも機内空間はフルサービスキャリアと同等以上となっている。

スターフライヤーを最もお得に利用するなら80日前購入の「そら旅80」が最安となる。最安値は羽田~北九州9500円、羽田~福岡9500円、羽田~関西6900円で買えるのだ。スターフライヤー広報の森安亜美さんに、直前でも比較的お得に利用していただける方法を聞いたところ「スターフライヤー便とホテルがセットになったダイナミックパッケージがお得です。クーポンセールもあるなど、かなりお得な設定になってます」とのアドバイスをもらった。スターフライヤーのホームページからチェックしてみると、割安なプランも数多く見つけることができた。

実際に利用してみると、スターフライヤーがJCSI調査顧客満足度8年連続トップ(サービス産業生産性協議会)であることも納得できる。今後、どんな形で更なる進化を遂げていくのかを楽しみにしたいと思う。

取材・文/鳥海高太朗

@DIME編集部

最終更新:7/13(木) 6:40
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