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スーパーフォーミュラで激走の新人、ローゼンクヴィストって何者だ?

7/13(木) 11:36配信

webスポルティーバ

 7月8日~9日に富士スピードウェイで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦は、気温30度という真夏日のコンディションになったことも影響してか、波乱の展開となった。

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 レースはポールポジションからスタートした昨年の年間王者、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が序盤からリードを広げ、今季初優勝は確実かと思われた。ところが、ピットストップを終えた直後の32周目にマシントラブルでスロー走行となり大きく後退。結果、リタイアとなってしまった。代わってトップに立ったのは、チームメイトで一昨年の年間王者、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)。そのままチェッカーフラッグを切って今季初優勝を飾り、ポイントランキングでもトップに躍り出た。

 第3戦・富士では、他を圧倒する国本と石浦のふたりが際立っていた。だが、それ以上に注目を集めたのが、今年から参戦している25歳のフェリックス・ローゼンクヴィスト(スウェーデン/SUNOCO Team LeMans)の走りだ。10番グリッドのスタートながら、前回の第2戦・岡山でのRace1に続いて今季2度目のファステストラップを記録。新人らしからぬ速さとレース戦略で、2位表彰台を獲得した。

 今年は5人のルーキードライバーがスーパーフォーミュラに参戦しているが、なかでも開幕前から注目されていたのは、昨年のGP2王者で将来F1へのステップアップも期待されているピエール・ガスリー(フランス/TEAM無限)だった。しかし第3戦を終え、ローゼンクヴィストの評価が日に日に高まっている。

 スウェーデン出身のローゼンクヴィストは2008年にアジアン・フォーミュラ・ルノーで4輪レースデビューを飾ると、2010年にはF3へとステップアップし、ドイツF3選手権やヨーロッパF3選手権などのカテゴリーで合計6シーズンを戦ってきた。その間、かつてアイルトン・セナやミハエル・シューマッハらが優勝し、「F1への登竜門」とも言われていたマカオF3グランプリを2014年・2015年と2年連続で制している。この時期のマカオF3には、現在F1で活躍するエステバン・オコン(フランス/フォースインディア)やランス・ストロール(カナダ/ウイリアムズ)も参戦していた。

 2016年は電気自動車で争われる「フォーミュラE」への参戦を開始したほか、インディカー・シリーズのひとつ下のカテゴリーにあたるインディ・ライツや、ドイツツーリングカー選手権(DTM)にもスポット参戦する。そして今年6月に行なわれたル・マン24時間レースにはLMP2クラスからエントリーし、12位で完走を果たした。

 このようにローゼンクヴィストは、25歳ながら実にさまざまなレースカテゴリーを経験しているドライバーだ。今年はフォーミュラEをはじめ、他のレースと兼務しながらスーパーフォーミュラにも参戦できるということで、日本にやってきた。

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