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台湾でもクラフトビールが大人気 おいしいビールが飲めるバーはここ!

7/13(木) 12:01配信

CREA WEB

 従来、スクーター人口も多いことから、日常的にあまりお酒を飲む習慣がないとされてきた台湾。ビールといっても伝統的な台湾ビールが主流でしたが、ここ数年、台湾のアルコール事情が様変わりしてきました。

 特に目立っているのが、クラフトビールバーの増加。台湾産のクラフトビールも新商品がどんどん登場し、おしゃれなビアバーでカジュアルにメイドイン・タイワンのクラフトビールを楽しむ。そんな光景が街のあちこちで見られるようになりました。

 今回は、まずはクラフトビールブームの火付け役ともいえるブランドを紹介。そして、クラフトビールの取り扱いが多い、カフェバー2軒におすすめの台湾クラフトビールを選んでいただきました。

●代表的ブランド「臺虎 Taihu」台北郊外の体験型ブルワリーへ

 MTR板南線の終点、南港展覧館駅からタクシーで約10分。「TAIPEI PARK」というオフィスビルの1階に台湾クラフトビールの代表的ブランド「臺虎 Taihu」の工場「臺虎精釀酒廠」があります。毎週土曜日のみ営業し、ブルワリー直送のビールを楽しむことのできるブルワリーパブの「Taihu Lab 臺虎實驗室」が隣接しています。

 台湾のクラフトビールは2002年、台湾がWTOに加盟したのち、多くの業者が醸造を行なえるようになったようです。現在は30社ほどのブランドがあり、醸造されている種類は100種類以上に上るといわれています。

 臺虎がブランドをスタートさせたのは2013年。現在女性のブリューマスターが1名おり、彼女を中心としたチームで次々と新しい商品を生み出しています。台湾でクラフトビールが流行の兆しを見せはじめたのは2015年頃と言われており、まさに臺虎がいままでになかった雰囲気のおしゃれなクラフトビールバーを、台北市内にオープンさせた時期です。

 そんなブームの火付け役でもある臺虎。昨年この場所に工場を立ち上げ、現在毎週土曜日は一般客に向けて、工場見学ツアーを行なっています。開催時間は15時、16時、17時、18時の1日4回。参加料金は300元で事前予約は不要です(ただし10名以上の場合は要予約)。

 ツアー時間は20分程度で、残念ながら日本語でのガイドは行っていませんが、英語での対応は可能とのこと。参加後は好きなビール1杯とオリジナルグラスをプレゼント。様々な麦芽の種類をみせてもらったり、またそれを味見したり。個性豊かなこのブランドのビールが生まれる過程を学んでから飲むビールは、また格別のものがあるのではないでしょうか。

 さて、工場見学から「Taihu Lab 臺虎實驗室」へ場所を移し、お勧めビールを3種あげていただきました。こちらの「Taihu Lab 臺虎實驗室」もまた毎週土曜日の14時から19時までしか営業しないという非常に特別感のある場所です。フードメニューはありませんが常時15種類前後のブルワリー直送ビールが楽しめます。

 スタッフイチオシのこのビールが「金桔(キンカン)」。2016年に日本で開催された国際ビール大賞で金賞を受賞しました。味わいはまさにキンカンそのもので、果実をひとくち齧ったときに感じる酸味とほんのりとした苦みがビールの風味とぴったりマッチし、このフルーティな爽やかさとごくごく飲めてしまう軽い飲み心地は、湿度の高い台湾の夏にぴったりです。

「烏梅」は桜のチップでスモークした麦芽を使用し、さらに漢方にも用いられる台湾の「烏梅(梅を燻製にしたもの)」を製造過程で加えたものです。スモーキーな風味の中に梅の香りと強めの酸味が感じられ、非常に印象深い個性豊かなビールに仕上がっています。

「陳皮」もまた烏梅同様、漢方で用いられるオレンジの皮を乾燥させた「陳皮」を加えたものです。材料のセレクトの仕方が、こういった素材が身近にある台湾ならではといった感じで、多くの台湾人がこれを飲むと子供の頃に家族で年末買い物をした、漢方街でもある迪化街の大売出しの記憶が蘇るとか。これもまた柑橘の香りとすっきりとした酸味で大変飲みやすい味です。

Taihu Lab 臺虎實驗室
所在地 新北市汐止區南陽街199號
電話番号 02-2692-1072
営業時間 14:00~19:00(土曜のみ)

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最終更新:7/13(木) 12:01
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