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ドコモの新料金プラン 格安SIMより安くなるケース

7/14(金) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 NTTドコモが2017年5月に投入した、新料金プラン「シンプルプラン」。従来の通話定額プランとは違って通話料金は従量制だが、月額料金は1058円(税込み、以下同)と同社の他プランよりも安い。家族間で通信容量を分け合えるパケットパック「シェアパック」を利用しているユーザーだけが使えるプランだが、「家族全体のスマートフォン(スマホ)代を節約したい」と考えている人にとっては検討する価値はある料金設定になっている。

■「一人だけ格安スマホ」を防ぐ

 通話料に関して、これまでドコモは2種類の基本プランを提供してきた。国内宛ての通話料金が無料の「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」(以下カケホーダイプラン、月額2916円)と、各通話最初の5分間が無料の「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」(以下カケホーダイライトプラン、月額1836円)だ。

 だが最近、連絡は音声ではなくメールやLINEが中心という人が増えている。音声通話もLINEの無料通話で済ませている人も多い。そういった人たちの中には、たとえカケホーダイライトプランでも「ほとんど使わない通話のために毎月1836円を支払うのは割高感がある」と考える人もいるだろう。

 今回、ドコモが用意したシンプルプランは、通話料を従量制にする代わりに、月額料金を1058円とカケホーダイライトプランより778円安い料金設定を採用した。通話を従量制にして、月額料金を抑えるのは格安スマホと同じ手法だ。

 ただ、ドコモのシンプルプランは利用できる人が限られる。

 利用できるのは家族でドコモに契約している人たち。シンプルプランは、家族間で通信容量を分け合えるパケットパック「シェアパック」専用の基本プランなのだ。ここからシンプルプランの狙いが見えてくる。

 家族全体のスマホ代を節約したいと考えた場合、家族の中で通話をほとんどしない人がいれば、その人を格安スマホへ移行させることで、家族全体の月額料金を下げることができる。ドコモはシンプルプランによって、家族内にそんな「はぐれ格安スマホ派」が生まれるのを防ごうとしているのだ。

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最終更新:7/14(金) 7:47
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