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プロが教える最新「夏スマホ」選び、正解はコレ!

7/14(金) 6:30配信

@DIME

 スマートフォンの2017年夏モデルが各社から販売され始めた。今夏はモデル数が多く、選びがいのあるラインアップになった。

 しかし、どれを買っていいのか、迷ってしまうのも事実。そこで、ケータイ取材歴20年あまりの私が選び方をお教えします。

 まずは最新機能をフル搭載したハイエンドモデル。こちらは最新・最強のモデルが欲しいというアナタにぜひ選んでいただきたい。そして、お手頃プライスで充実性能のミドルレンジは、「安くていいモノ」を選べるリアルユーザーのために厳選。さらに、何よりも個性あるモデルを! というMy Wayなアナタには、ユニークモデルをご紹介。

 以上、3ジャンルからこの夏「買い」のモデルだけをピックアップ。自分にピッタリのモデルを選んで「スマホハック」してみませんか?

【最強・最新】ハイエンドモデル 01
Xperia XZs

■1秒960コマの超ハイスピード撮影やタイムシフト撮影ができる!

 デザインやカメラ機能を重視し、人気、評価とも非常に高いXperia。最新モデルのXperia XZs/Xperia XZ Premiumは、ソニーのメモリ積層型イメージセンサーを採用。高速でデータ読み出しが可能になったことで、「スーパースローモーション」や「先読み撮影」といったユニークな撮影ができるようになった。

 スーパースローモーションは、動画撮影中にボタンをタップすると、1秒960コマのハイスピード撮影を0.18秒間行う機能だ。再生時は、通常の動画の間に約6秒間のスーパースローモーションがはさみ込まれる形で再生され、緩急のついた映像が楽しめる。ドラマチックな映像はテレビや映画の1シーンを見ているような楽しさだ。

 先読み撮影は、動いている被写体のベストショットを残せる機能。Xperia XZs/Xperia XZ Premiumのカメラが動いている被写体を検知すると、イメージセンサーのメモリに自動で画像を記録開始。シャッターを押すと、その瞬間と、それより前のメモリに保存していた画像から最大4枚の写真が選び出され、ベストな瞬間の写真を残すことができるという機能だ。従来機で好評の高速カメラ起動や素早いピント合わせも健在。フロントカメラも1320万画素と高画素かつ広角で、グループ撮影も楽にできる。

 Xperia XZsは、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから販売されている。

【房野's ジャッジメント】Xperia XZs
今までにない撮影ができるのが魅力。スーパースローモーションは日常の一コマがドラマチックなシーンに生まれ変わるのが楽しく、先読み撮影は特別なモード設定が不要で、通常のプレミアムおまかせオートの状態で撮影できるのがいい。

UI       ★★★★
バッテリーもち ★★★★★
質感      ★★★★
オリジナリティ ★★★★★

【最強・最新】ハイエンドモデル 02
Xperia XZ Premium

■世界初4K HDR対応5.5インチディスプレイは劇的な美しさ!

 Xperia XZ Premiumは、Xperia XZsと同じカメラ機能に加え、ディスプレイにもこだわったプレミアムな1台だ。世界で初めて4K HDR対応の5.5インチディスプレイを搭載したハイスペックなスマホで、鮮やかな色彩や細やかな陰影を表現できる。

 dTVやAmazonプライム・ビデオでは4K HDRコンテンツの配信が行われており、Xperia XZ Premiumでワンランク上の映像体験が得られる。また、4K HDR以外のコンテンツも高精細で美しい4K画像に変換してくれる。

 Xperia XZ Premiumはドコモのみの販売だ。

【房野's ジャッジメント】Xperia XZ Premium
Xperia XZsと同様のカメラ機能に加え、5.5インチの4K HDRディスプレイを搭載しているので、スマホで映画やドラマを見るのに最適なモデルだ。ボディは鏡面仕上げが施され、非常に高級感がある。なお、データ通信速度が、Xperia XZsは下り最大500Mbpsのところ、Xperia XZ Premiumは8月以降に下り最大788Mbpsの速度を実現。最速のデータ通信を手に入れたい場合もこちらを選択することになる。

UI       ★★★★
バッテリーもち ★★★★★
質感      ★★★★★
オリジナリティ ★★★★★

【最強・最新】ハイエンドモデル 03
Galaxy S8/S8+

■最新トレンドの「縦長ディスプレイ」はほかのモデルが古臭く感じるほど

 ギリギリまでフレームを削ぎ落としたデザインが、ほかのスマホを古臭く感じさせてしまうほど近未来感あふれるGalaxy S8/S8+。S8は5.8インチ、S8+は6.2インチのSuper AMOLED(有機EL)で、両端がカーブしたデュアルエッジスクリーンを採用。背面も同様にカーブしているので手によくなじみ、本体の横幅が抑えられているため持ちやすく仕上がっている。画面比率が18.5:9と縦長で、メールやSNSが見やすい。横画面表示にすると、映画は画面いっぱいに表示されて迫力が増す。

 前モデル、Galaxy S7 edgeで好評だったカメラ機能は基本的に継承。ピント合わせを行う位相差センサーをすべての画素に配置するデュアルピクセル技術により、高速のオートフォーカスを実現している。背面のメインカメラにもフロントカメラにもF1.7の明るいレンズを採用し、暗い場所でもきれいな写真が撮れる。また、今回はフロントカメラが強化され、Galaxyで初めてフロントカメラにもオートフォーカスを搭載した。ファインダーで効果を確認しながら設定できる美肌モードや、顔を認識して動きのある面白いスタンプを貼り付けられる「SNOW」ライクな機能など今時な撮影効果を搭載し、楽しみながら自撮りが可能だ。

【房野's ジャッジメント】Galaxy S8
曲面で構成されたデザインが印象的で、持ちやすいのも利点。片手操作ができるサイズ感だ。縦長画面は、縦スクロールのみで操作するSNSやウェブページは見やすいが、動画や横位置の写真を縦表示で見ると無駄なスペースが多い。また、指紋センサーが本体背面上部にあるので、特に女性は指紋の読み取りの際に持ち直す動作が必要になるだろう。別の認証方式と組み合わせて利用するのがお勧めだ。

UI       ★★★★★
バッテリーもち ★★★★
質感      ★★★★★
オリジナリティ ★★★★★

 Galaxy S8とS8+は、サイズ以外はほぼ同じスペック。ただ、ディスプレイサイズやバッテリー容量(Galaxy S8は3000mAh、Galaxy S8+は3500mAh)以外に、ドコモ版では下りの最大通信速度が異なる。Galaxy S8+ SC-03JはXperia XZ Premiumと同様、8月以降、下り最大788Mbpsのデータ通信が可能になる(Galaxy S8 SC-02Jは下り最大500Mbps)。au版は両方とも下り最大590Mbpsだ。

【房野's ジャッジメント】Galaxy S8+
Galaxy S8+は6.2インチディスプレイを搭載しており、大画面を求めるならこちらを選択。横幅が狭いので、スペックのわりには持ちやすいスマホだ。2つのアプリを同時に表示して利用できるマルチウィンドウ機能を使う場合にも、Galaxy S8+の方が見やすい。

UI       ★★★★★
バッテリーもち ★★★★
質感      ★★★★★
オリジナリティ ★★★★★

【最強・最新】ハイエンドモデル 04
AQUOS R

■電池を食わないIGZOが超絶進化

 AQUOS Rは、AQUOSスマホの最大の武器、IGZO液晶をさらに進化させたモデルだ。AQUOSスマホでもっとも高精細な5.3インチWQHD(1440×2560ピクセル)ディスプレイは、1秒間に120回の更新を行う「ハイスピードIGZO」。また、液晶パネルの素材や構造そのものを見直して応答速度を従来の1.5倍に向上させ、画面をスクロールしても残像が残らず常にくっきりとした表示を実現した。

 メインカメラは2260万画素と画素数が高画素。35mmフィルム換算で22mm相当の超広角レンズと、F値1.9の明るいレンズを採用した。背景を大きくとった風景から、被写体から数センチまで寄った接写まできれいに撮影することができる。また、撮影モードの「おすすめプラス」ではフルマニュアルでの撮影が可能だ。

 AQUOS Rはドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアで販売されるが、auとソフトバンクモデルには動く充電台「ロボクル」が同梱される。ロボクルにAQUOS Rをセットして充電しておくと、スマホのインカメラが人の顔を認識したときに、そちらを向き、音声エージェントの「エモパー」がさまざまな情報を伝えてくれるのが楽しい。

【房野's ジャッジメント】AQUOS R
親しみやすいデザインだが、持ちやすさにも配慮したデザイン。ハイスピードIGZOディスプレイは、スクロールしたときの残像がなく、濡れてもしっかり操作でき、他機種と比較すると性能の高さが分かる。カメラの「おすすめプラス」モードは、簡単な調整からフルマニュアルまで対応し、こだわりの1枚を撮影できるはずだ。また、ドコモ版のAQUOS Rは、Xperia XZ Premium、Galaxy S8+と同様、下り最大788Mbpsのデータ通信が可能になる。

UI       ★★★★
バッテリーもち ★★★★★
質感      ★★★★
オリジナリティ ★★★★★

【最強・最新】ハイエンドモデル 05
HTC U11

■「握って操作」するのが斬新

「HTC U11」は、本体を「握る」ことで操作する新たなユーザーインターフェイス(UI)を採用した意欲的なモデルだ。これは「エッジ・センス」と名付けられ、本体を握ることでアプリを起動したり写真を撮ったりできるほか、好みのアプリの起動に割り当てることもできる。初期状態では、短い握る動作にカメラの起動と撮影、長い握る動作にGoogleアシスタントの起動が設定されている。

 カメラに関しては、カメラ性能のスコア付けとレビューを行っている「DxOMark」で、スマホ内蔵カメラとして最高スコアを記録している。大きめの画素と高速AF、光学式手ブレ補正機能などで美しい写真を撮ることができる。

 また、従来モデルから音質の良さにもこだわってきたが、U11に同梱のイヤホンはアクティブ・ノイズキャンセレーション機能を搭載。周囲の雑音レベルを把握し、音を調整する。また、「HTC Uソニック・ハイレゾ」でユーザーの耳に合わせて最適な音質の設定を自動で行うようになった。

【房野's ジャッジメント】HTC U11
レスポンス、カメラ、音楽、どれをとってもハイスペックで高性能なスマホだ。以前、シャープのAQUOSスマホが、持つだけで画面が点灯したり、画面の回転を防止したりする「グリップマジック」という機能を搭載していたが、HTC U11のエッジ・センスは、それよりもしっかり握って操作する。写真撮影も握ることで可能だが、ブレないように注意が必要だ。また、イヤホンのノイズキャンセル機能やHTC Uソニック・ハイレゾは同梱のイヤホンで機能する。

UI       ★★★★
バッテリーもち ★★★★★
質感      ★★★★
オリジナリティ ★★★★★

【安くていいモノ】ミドルレンジモデル 01
Galaxy Feel

■女性が使いやすい日本限定のGalaxy

「Galaxy Feel」は、日本のユーザーにアンケートを取り、日本ユーザーに必要な機能を備えたドコモ限定で販売されるGalaxy端末だ。防水防塵性能はもちろん、日本ユーザーに好まれるおサイフケータイやストラップホールも装備した。4.7インチの有機ELディスプレイを採用し、片手操作が可能なコンパクトなモデルながら、3000mAhの大容量バッテリーを搭載している。

 カメラはフラッグシップのGalaxy S8とほぼ同様のスペックで、メイン、サブともF1.7の明るいレンズを採用している。「フローティングカメラボタン」で好みの位置にシャッターボタンを配置して撮影が可能だ。

 また、Galaxy Feelは、「arrows Be」とともにドコモの新料金プラン「docomo with」に対応する端末。端末購入補助の月々サポートはないが、機種変更をしない限り利用料が毎月ずっと1500円割引され、長く使うほどお得だ。

【房野's ジャッジメント】Galaxy Feel
必要十分の機能を搭載し、シンプルなデザインでまとめられたコンパクトなスマホ。ミドルレンジモデルだが、有機ELディスプレイや充実したカメラ機能、大容量バッテリーなど気になる部分はしっかり押さえている。docomo with対応端末なのも魅力で、長く使うほどお得になるのも嬉しい。

UI       ★★★★★
バッテリーもち ★★★★★
質感      ★★★★
オリジナリティ ★★★★

【安くていいモノ】ミドルレンジモデル 02
Qua phone QX

■上質でお手軽なQua phoneがさらに通話しやすく頑丈になった!

「Qua phone QX」は、“上質でお手軽”がコンセプトのauオリジナルブランドQuaシリーズの最新スマホ。今回のモデルは通話機能と耐久性能を重視して開発されている。

 ディスプレイ全体を振動させ、耳に当てる位置を気にせず通話できる「スマートソニックレシーバー」や、相手の声を聞きやすい音質に調整する「聞こえ調整」機能を搭載。着信時や通話中にできる機能は画面上に分かりやすく表示される。また、同じ相手から10分以内に2回以上の不在着信が続くと、段階的に着信音が大きくなり、バイブレーションも長く振動する。

 防水防塵性能に加え、耐衝撃、温度耐久、耐振動など、米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の6項目に準拠した試験をクリア。ディスプレイには強化ガラスの「Dragontrail X」を採用し、長くきれいに使えるスマホになっている。

【房野's ジャッジメント】Qua phone QX
シンプルで洗練されたデザインでありながらタフな作り。かつお手頃価格が魅力だ。今回は通話機能を使いやすく改善。スマホを初めて使う人でも迷わないように機能を分かりやすく表示し、バイブレーションに気づきにくいというユーザーの声にも応えた。

UI       ★★★★
バッテリーもち ★★★★★
質感      ★★★★
オリジナリティ ★★★★

【ちょっと人と差をつける】ユニークモデル 01
TORQUE G03

■「タフモデル」と一発でわかる突き抜けたデザイン。それに負けない頑強さ!

「TORQUE G03」は、高耐久性スマホTORQUEシリーズの最新モデル。米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)の19項目と、京セラ独自の耐海水・耐荷重の2項目の試験、さらに、高さ1.8mから鉄板・コンクリートへの落下試験もクリアした高い堅牢性を持つ端末だ。

 ディスプレイは強化ガラスのDragontrail Xと、耐擦傷性の高いコーティングを施したアクリルスクリーンを用いた京セラ独自のガラス割れ防止構造を採用。背面カバーは金属ネジでロックされ、落下時にカバーが外れるのを防止している。

 アウトドアアクティビティで活用できる多彩なアプリを内蔵するほか、2つのカメラを搭載し、1つは135度の広角レンズを採用。高度や距離、経過時間などのデータを取得し、映像に重ねて撮影できる「Action Overlay」機能を搭載した。

【房野's ジャッジメント】TORQUE G03
アウトドアで活動する人に人気の高耐久性スマホ。耐久性がさらにアップし、画面は割れにくく、背面カバーも外れにくくなった。動画に重ねてさまざまなデータを表示できるAction Overlayは、アクティビティの記録として有効なだけでなく、スポーツ番組を見ているような楽しさもある。

UI       ★★★★
バッテリーもち ★★★★★
質感      ★★★★
オリジナリティ ★★★★★

文/房野麻子

@DIME編集部

最終更新:7/14(金) 6:30
@DIME

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