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「男の子」と「女の子」でほめ言葉を変えるべき理由

7/14(金) 10:01配信

PHPファミリー

息子と娘を育ててわかったこと

私は、子どもを指導するとき、よく声をかけます。子どもが笑顔のときでも元気がないときでも、積極的に言葉をかけて成績を伸ばしてきました。小学生の高学年になると、私は意識的に「男の子が伸びる言葉」と「女の子が伸びる言葉」を使い分けています。理由はそのほうが効果的だからです。
私には娘と息子がいます。娘のときは初めての出産でもあり戸惑うことが多かったのですが、二回目の出産の息子のときは、とても大きな発見がありました。
分娩室でのこと。娘よりも小さく産まれた息子を初めて抱いたとき、意外にも力強さやたくましさを感じ取りました。匂いや母乳を飲むときの勢いも、柔らかで優しい印象だった娘とは違い、対照的でした。
「男の子と女の子は違うのだ」
これは自らの出産の体験を通して得た気づきです。その気づきはわが子を育てるうちに確信に変わり、指導に生かすようにしてきました。

女の子は、美しくて華やかなものに反応する

例えば、「女の子」は、自分の気持ちや感情をグルグルと巡らせながら話します。途中で話題が二転三転することもあり、結論にたどり着くまで時間がかかります。ですから話を聞く時に相槌を打ったり、質問をしたりしながら、最後まで聞く姿勢が大切です。これを面倒臭がって「さっさと話しなさい」と打ち切ったり、「だからなんなの!」とすぐに結論に結びつけたりすれば、たちまち混乱して心を閉ざしてしまいます。
また「女の子」は、美しくて華やかなイメージがあるものに反応します。例えば、「勉強して成長する」という目的には、アニメや映画の主人公がチャンスに恵まれたり、努力が報われたりしながら美しく華麗に成長していくストーリーにたとえるとよく伝わるようです。 
以前、小6クラスの女の子に、「あなたは才能があるね。ダイヤモンドみたいだね。才能ってキラキラ光るのよ。でもね、それはあなたしか磨けないのよ。だから勉強をしていこうね」と伝えたことがあります。すると「きゃ~、私はダイヤモンドだって」と歓声を上げて満面に笑みをたたえ、やる気に火がつき、どんどん成績を上げていきました。これは決してお世辞ではありません。その子の隠れている可能性を見つけたから素直に伝えただけです。口先で伝えても子どもはすぐ見抜きます。だからこそ、いつも目を皿のようにしながら子どもに関わることが大切なのです。

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