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アイドリングストップは本当に効果がある?

7/14(金) 11:20配信

WEB CARTOP

当然燃費には効果があるが局面によっては逆効果も

 エコ関連の内容というのは、非科学的なことが正々堂々と認知されていることが少なくありません。困ったことです。もっとも疑問が大きいのは「ふんわりアクセル」です。これほど疑問な運転方式はありません。スタート直後に20km/hまで5秒かけてゆっくりと発進加速しましよう! というものです。

 それ単独で見れば、確かに効果はあることでしょう。しかし後ろにクルマが居たら、あるいはその後ろにさらにクルマが居たら、それは大きな疑問符が付きます。遅くスタートするということは、その分だけ道路の交通容量を小さくすることになり、結果的には渋滞を引き起こす原因になります。

 また次の信号まで10台通過できるはずが、9台しか通過できないことになれば、当然10台目のクルマの燃費は悪化します。クルマは発進時がもっとも燃費が悪いからです。

 ふんわりアクセルで稼ぐことができる燃費は10%程度ですが、信号で余計に停止させられれば、たとえアイドリングストップさせていたとしても、その局面での燃費は300%から500%に膨らむことになります。つまり、ふんわりアクセルとか、eスタートとかいう運転方法は、自分さえ良ければいい、というものなのです。これではエコドライブではなく、エゴドライブです。

 本題はそのアイドリングストップでしたね。アイドリングストップは基本的には燃費に効きます。一定以上の停止時間がある場合、再始動に費やすエネルギーよりもアイドリングに使われるエネルギーが大きくなるので、当然燃費に効きます。

 問題は、その停止時間が何秒以上からなのか? ということです。1秒から、という非現実的なアピールもあるようですが、それなら早く永久機関を作ってもらいたいものです。どのみち停止したエンジンを始動させるにはクランクシャフトとカムシャフトを回してエンジンの回転数をモーターで上昇させ、さらに燃料を使ってとりあえずアイドリング回転までさらに上昇させることが必要です。そのためのエネルギーがアイドリング消費と同じになるというのは、かなり考えにくいことです。

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最終更新:7/14(金) 11:53
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