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東京ドームはドラフト候補だらけ。都市対抗に登場する注目アマ13人

7/14(金) 11:40配信

webスポルティーバ

 7月14日。野球ファンなら、「オールスターゲーム! 楽しみですなぁ」といったところだろうが、同日、第88回都市対抗野球(東京ドーム)が開幕することをご存じだろうか。アマチュア野球最高峰の大会である。最高峰とは、どのくらいのレベルなのか。「プロの二軍といい勝負」というのが定説だが、個々に限っていえば、一軍でも十分以上に通用する。

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 たとえば、だ。オリックスの新人・山岡泰輔。今季ここまで3勝6敗と勝ち星はともなわないものの、防御率2.54という内容が評価され、監督推薦でオールスターに出場する。昨年までは、都市対抗で「初戦も大事な場面も最後も山岡」(菊池壮光監督)というほどフル回転の、東京ガスのエースだった。昨年が瀬戸内高(広島)から社会人3年目で、ドラフト解禁となってプロ入りすると、いまやオリックスではローテーションの一角である。

 昨年の山岡と同じように今年が高卒3年目で、今季のドラフト上位間違いなし……と言われているのが、JR東日本のサウスポー・田嶋大樹だ。佐野日大高(栃木)から社会人入りし、1年目から公式戦に登板。昨年は都市対抗初戦で先発を任されるなど、2年目でチームの大黒柱となった。

 このときは0対0の延長10回、王子に2失点して涙を飲んだが、今季はさらに成長した。球速は152キロに達し、もともと定評のあったカーブ、スライダーに加え、今季からはチェンジアップとカットボールで幅を広げた。

 東京の2次予選では、初戦から2試合を完投勝ち。NTT東日本に敗れた第1代表決定戦は5回で降板したが、中1日で登板した第3代表決定戦ではセガサミーを7回コールドの1失点。昨年指摘されたスタミナ不足を解消し、チーム5試合中4試合に投げて3完投は文字通りのエースだ。田嶋は言う。

「局面に応じて強弱をつけられるようになったのは収穫です。入社してから2年間は都市対抗1回戦負けなので、チームを勝たせることが役割です」

 初戦は7月16日、相手は伏木海陸運送。勝ち進めば勝ち進むほど、プロへの視界が開けてくる。

 社会人からNPB入りしたルーキーでは、西武のショート・源田壮亮もオールスターに出場する。昨年は、トヨタ自動車の都市対抗初優勝に攻守で貢献。史上7度目の連覇がかかるそのトヨタで、源田のあとのショートを守るのが藤岡裕大だ。

 亜細亜大から入社した昨年は、高いレベルの競争でまずは出場を優先したため、大学時代の三塁手ではなく外野を守った。それでもスタメンに定着し、都市対抗では5試合で打率.381と非凡さを見せつけている。年頭に会ったときには、「源田さんが抜けたので、ショート一本で挑戦するつもりです」と宣言していた。大学時代にはプロ志望届を出し、指名が確実視されていたが、2015年ドラフトではまさかの指名漏れ。大卒2年目で解禁の今季、見返したい思いは強いだろう。

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