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SoundCloudを救うのはチャンスザラッパー? 音楽を販売しないMCのアクション

7/14(金) 19:53配信

KAI-YOU.net

「音楽版YouTube」と評され、プロ/アマ問わず数多くの音楽を世に送り届けてきた配信サービス「SoundCloud」。

【チャンスザラッパーとは?】

創業から10年を迎え、世界190カ国以上で利用されている人気サービスだが、ここ数年は経営難が伝えられており、アメリカ時間で2017年7月11日には173名を解雇したことを公式発表。これは、全社員の40%にあたると報道されている。そのあまりにも深刻な状況は、いよいよサービス終了の危機ではないかという憶測を呼んでいる。

アーティストによる楽曲発表はもちろん、コアな音楽ファンにとっても屈指のdig場として機能しているだけに、ネット上では惜しむ声が続出。

そんな中、世界の音楽業界のキーマンの一人であるChance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)さんが、SoundCloudについてなんらかのアクションを行っている旨をツイート。SoundCloud再建に向けて奮闘していると推測され、大きな反響を呼んでいる。

瀬戸際の状況が続くSoundCloud

スウェーデン出身のアレクサンダー・リュングさんが2007年に公開したSoundCloud。

メジャーレーベルの影響がなお強い日本の現状からは想像がつきにくいかもしれないが、海外アーティストはメジャーであっても無料で楽曲を公開することも多く、SoundCloudはその最前線を担ってきた。なお、代替サービスとしてはMyspaceやBandcampも挙げられるが、いずれも日本ではそこまで浸透していない。

数多くのメジャーアーティストも参加しているためか、Sony、Universal、WarnerといったメジャーレーベルもSoundCloudの株式を保有するほど。もはや音楽シーンにおいて無くてはならない存在となっている。

長く無料のサービスとして運営されてきたが、2016年には初の定額制サービス「SoundCloud Go」をリリース。収益化を試みたが、それでも続く経営難や大手企業による株取得を理由に、これまでにも「SoundCloudが買収される」という噂は度々話題に上がってきた。

例えば、2016年には音楽ストリーミングサービスの最大手「Spotify」、2017年には「Google」が買収に動いているという噂も広まったが、いずれも実現には至らないまま。

そして、今回のSoundCloudによる経営報告。もはや終了まで一刻の猶予も無いような状況だった。そのあまりに深刻な危機に際し、一部メディアはSoundCloudに残された時間は50日とも報じた。

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最終更新:7/14(金) 19:53
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