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なでしこジャパンに期待のDF北川が復活 負傷乗り越え涙…代表の問題を解決し得る逸材

7/14(金) 23:30配信

Football ZONE web

3月のアルガルベカップ試合中に負傷、8日に今季初のフル出場「3カ月間、長かった」

 なでしこジャパンに期待の左サイドバックが復活した。日本サッカー協会は14日に、今月27日からアメリカで開催される「2017 Tournament of Nations」のなでしこジャパン招集メンバーを発表し、DF北川ひかる(浦和レッズレディース)が名を連ねた。

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 北川は2014年に日本が初優勝したU-17女子ワールドカップのメンバーで、当時のチームを率いた高倉麻子監督がなでしこジャパンの監督に就任してから初招集されてデビューした3月のアルガルベカップの試合中に負傷。右足第三中足骨の骨折と診断され、戦列を離れていた。

 その後、所属の浦和では6月に復帰して途中出場していたが、今月8日のリーグカップINAC神戸レオネッサ戦で今季初のスタメンフル出場。チームの2-1の勝利に貢献すると、試合後には「3カ月間、長かったけど」と話し始めたところで声を詰まらせて涙が流し、「しっかり治して、リハビリをやってきて良かった」と復帰の喜びを語っていた。

 そして、「リハビリがあって、サブから始まって、試合に出られない悔しさはありました。自分のプレーを取り戻すまでに自信がない時期もあったんですけど、メンタル面ではすごく成長したと実感しています」と、負傷を乗り越えて成長を感じているという。

女子選手では類まれなキック力と精度

 北川は左利きで、サイドの上下動を繰り返す体力と、女子選手では類まれなキック力と精度を持つ。長らく人選に苦しみ、本職がボランチやFWの選手をコンバートしてきたが、なでしこジャパンのサイドバック問題を一気に解決し得る逸材と言える。

 今遠征では、ブラジル、オーストラリア、アメリカといった世界トップクラスであり、フィジカル能力に優れた選手たちを抱える強豪と対戦する。そうしたなか、北川がどれだけのプレーを見せられるか。19年の女子フランス・ワールドカップや20年の東京五輪を見据えたうえでも、楽しみな存在だ。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:7/14(金) 23:30
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