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大迫勇也も驚いたハリルの“あの采配”。「日本人の監督にそうした発想はない」

7/14(金) 6:30配信

SOCCER DIGEST Web

「日本人の監督だったら、できない」

 ヴァイッド・ハリルホジッチ政権下で、不可欠なアタッカーになりつつある大迫勇也。しかし、本人は微塵もそう思っていない。淡々としたスタンスから出てくる言葉は、むしろ焦燥感だ。
 
「この前のイラク戦だってベンチには岡さん(岡崎慎司)がいましたからね。ちょっとでも悪いプレーをしたら、すぐに代えられますよ」
 
 実際、ハリルホジッチ監督はメンバーを固定しない。かつて日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ監督とは対照的に、アグレッシブにチームを変えていく。ハリルホジッチ監督のギャンブル的な采配を、大迫はどう受け止めているのだろうか。
 
「監督の決断を信じて戦うしかないです。メンバーを固定していないぶん、いろんな選手にチャンスがある。抜擢された試合で結果を残せばA代表に定着できるはずだし、ポジティブに捉えています」
 
 ただ、そんな大迫も、ワールドカップ・アジア最終予選、イラク戦(8節)のスタメン選びについては驚いた。
 
「CB1枚とボランチ2枚を変えるんですよ、イラク戦で。たぶん、日本人の監督にそうした発想はない。いや、できない」
 
 ハリルホジッチ監督は、アジア最終予選の7節・タイ戦で山口蛍と酒井高徳を2ボランチに、森重真人をCBに先発起用したが、イラク戦では井手口陽介と遠藤航を2ボランチに、昌子源をCBに抜擢した。この采配を受け、大迫は「日本人の監督にそうした発想はない」と言ったのだ。
 
 自分もいつスタメンを外されてもおかしくない。だからこそ、生半可な気持ちでピッチに立ってはいけないのだ。
 
「代表戦で1トップを任されるのは“ひとり”なんですよ。そこでプレーしたくても叶わない選手がいる。だから、CFに限らずスタメンに選ばれた11人は確固たる覚悟を持たないといけない」
 
 そのコメントからは、大迫の揺るぎない決意が感じられた。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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最終更新:7/14(金) 7:28
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