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本田圭佑が加入するパチューカってどんなクラブ? メキシコってどんなリーグ?

7/14(金) 20:04配信

SOCCER DIGEST Web

本拠地は標高2400メートル。富士山の6合目だ。

 本田圭佑の新天地となるパチューカとは、はたしてどんなクラブなのか。
 
 簡略に言えば、メキシコ屈指の名門クラブである。パチューカは都市名で、同国中央部に位置するイダルゴ州の州都。その象徴的な存在が、プロサッカークラブのパチューカだ。
 
 リーガMXと称される国内1部リーグでの優勝回数は6回(アマチュアリーグ時代の2回は含まず)を数える。ライバルのアメリカ(12回)やグアダラハラ(11回)には水を開けられているが、その優勝6回は1999年からの17シーズンで築いた記録で、北中米カリブ・チャンピオンズ・リーグも2002年から5度優勝しているのだから驚きだ。メキシコ国内では、「2000年代以降でもっとも成功を収めたクラブ」と言われている。
 
 ちなみに1999年に初のリーグ優勝を飾った時の指揮官は、前日本代表監督のハビエル・アギーレ。名門への足掛かりをつけた指導者として、いまだサポーターの間では絶大な支持を得ているようだ。
 
 2016-17シーズンのパチューカは、前期(アペルトゥーラ)が8位(プレーオフは準々決勝敗退)、後期(クラウスーラ)が10位とリーガMXで不振に終わった。しかし今年4月に行なわれた北中米カリブCLの決勝では、同じメキシコのティグレスを2戦合計2-1で破り、堂々王者に輝いている。年末にUAEで開催されるクラブ・ワールドカップの出場権をゲット。本田にとっては初の“世界一決定戦”参戦となる。
 
 チームは元ウルグアイ代表FWのディエゴ・アロンソが監督を務め、攻撃的なスタイルを標榜。元アルゼンチン代表FWのフランコ・ハラを得点源に、22歳で主将を務めるメキシコ代表DFのエリック・グティエレスなどタレントがひしめき、コロンビア、ウルグアイ、チリ、エクアドルなど各国代表クラスがレギュラーを張る、国際色豊かなチームだ。
 
 本田はチーム唯一のアジア出身選手となるが、かつて2005年シーズンには福田健二氏(現・横浜FC強化ダイレクター)が籍を置いたクラブとして、日本国内でも話題を集めた。
 
 メキシコのリーグ機構は管理体制が盤石で、各クラブとも厳しい審査を受けていることもあり、経営基盤が安定している。ハイレベルな自前の育成組織を有しており、次から次へとタレントを輩出。給与面でも欧州のクラブに見劣りせず、メキシコ代表選手の多くが国内にとどまり、一方で、南米や北中米の好タレントがキャリアアップを目ざす場所として定着している。
 

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最終更新:7/15(土) 6:09
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