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新宿ゴールデン街がバブル以来の好況なワケ

7/14(金) 18:00配信

東洋経済オンライン

 新宿歌舞伎町はここ数年ですっかり変わった。かつて歌舞伎町の中心に位置し、街のシンボルとされた新宿コマ劇場は2008年末に閉鎖され、2015年にはその跡地に地上31階地下1階建ての新宿東宝ビルが開業した。このビルの屋上を飾るのはゴジラをかたどったモニュメントであり、1日4回、このゴジラが火を噴き咆哮(ほうこう)する。これが新しい歌舞伎町のランドマークだという。

 この他にも、近年歌舞伎町では大型開発が続いており、2015年には地上28階建て、全620室の客室を持つアパホテル歌舞伎町タワーが開業したほか、今年7月には2014年に閉館した新宿TOKYU MILANO跡地にバンダイナムコエンターテインメント社によるVRなどの最先端技術を活用した体験型エンターテインメント施設「VR ZONE SHINJUKU」などの開業も予定されている。「東洋一の繁華街」とも呼ばれたかつての歌舞伎町の姿はもはやなく、大型開発を中心として集客するまったく様変わりした街の姿がそこにある。

■再開発された歌舞伎町で「昔」をしのべるゴールデン街

 そんな歌舞伎町の中で、昔と変わらぬ街並みを残したまま多くの客を集める地域がある。新宿ゴールデン街だ。ゴールデン街は、新宿区歌舞伎町の外れに位置する約3万平米の区画であり、その区画に4.5坪程度の店舗面積の極小飲食店が200店ほど軒を連ねる、新宿きっての超過密エリアである。

 終戦直後から東京を代表する花街として知られていたこの地域は、1958年の売春防止法の施行に伴って、かつての花街からスナックやバーが密集する飲食店街へと姿を変え、東京を代表する夜の繁華街として愛されてきた。特に高度成長期からバブルにかけては文化人や各メディア関係者がこぞってこの地域に集まることで知られるようになり、この地域に複数軒あった「文壇バー」と呼ばれるバーでは、夜な夜な日本を代表する文化人達が集まり文学論に花を咲かせた。

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