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柳楽優弥、オリジナル人物“龍雲丸”を語る「直虎さんがあまり会ったことのないタイプの男でいたい」

7/15(土) 18:00配信

BEST TIMES

直虎が想いを寄せる!? 若き盗賊団の首領の未来は? 

  神出鬼没の風来坊として、直虎の前に姿を現し、助言を与える龍雲丸。しかし、その実体は悪行三昧の盗賊団を率いるカシラだった。「大河ドラマ」では珍しいオリジナル人物を柳楽優弥が演じる。

ーー個性的な役柄ですが、どのような意識で演じていますか。

「オリジナルということで自分の拠り所がなく、最初はすごく悩みました。“ザ・カシラ”みたいな人物像をイメージしていましたが、盗賊団に個性豊かなメンバーがそろっていて『できるわけがない』と。それで、手下のみんなと対等に話すような人柄、器の大きな男になりたいと考えました。風貌や佇まいがいかにも親分という人物像より、みんなと楽しみながら、目的を達成する。そして結果的にカシラになっていたという雰囲気です。こういうタイプの方が僕には合っていると思いました。だから、楽屋でも、みんなと仲良くなれたのは嬉しかったですね」

ーー悪人なのに井伊家に登用されます。龍雲丸に心境の変化は? 

「登用前、龍雲丸は自分の立場から感じることを思い切り発散させていました。『領主なんて大泥棒じゃねえか』と。それが徐々に直虎の言葉に耳を傾け、心を新たにします。自分たちの知恵や技術が良いことに役立つなら、と。悪党人生だったけど、どこかで認められたかったのだと思います。龍雲丸としても、直虎さんにしても大きなターニングポイントでした」

 井伊家に登用された龍雲丸一団は、領民と軋轢を繰り返しながらも次第に打ち解けていき、龍雲丸と直虎の関係も近くなる。

ーー直虎が龍雲丸を意識するシーンが話題です。

「(直虎役の柴咲コウの)ファンだったので、その方に好きなってもらえるシチュエーションというのは光栄に思います。でもちゃんと、地に足つけて現場に行っています。浮かれてないですよ(笑)。直虎さんがあまり会ったことのないタイプの男でいたいなと思っていて、衣裳や風貌をはじめ考え方とかも、今までに登場していないようなカシラ像みたいな。お互いトップの立ち位置は違うんですけど『こういうトップもいるんだな』みたいな刺激を与えあう関係を築いていけたらと思います」

ーー今後の龍雲丸一団は、物語にどんな刺激を与えるのでしょうか? 

「第30回(8月6日放送)以降が話題になるかもしれません。明るくて陽気な軍団が、笑うこともなくなり、シリアスで悲しい展開になってきます。見どころですか?  僕の“目ヂカラ”を見てほしい(笑)。自分で言うのって嫌ですね」

(「歴史人」2017年8月号より)

写真/NHK 取材・文/内山賢一

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