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ついに東山紀之も進出! ジャニーズはアイドルを捨てて「報道」にかじを切るのか

7/15(土) 6:04配信

オトナンサー

 7月上旬、東山紀之さんが10月スタートの報道・情報番組「サンデーLIVE(仮名)」(テレビ朝日系、毎週日曜 前5時50分~8時30分)のキャスターを務めることが明らかになりました。近年ジャニーズ事務所のタレントが次々に報道・情報番組へ進出していますが、それにはどのような背景があるのでしょうか。

 発表直後、「ついにヒガシまでキャスターになるのか」という声がネット上を飛び交っていましたが、無理もありません。

 現在、「NEWS ZERO」(日本テレビ系)で櫻井翔さん、「白熱ライブ ビビット」(TBS系)で国分太一さん、「週刊ニュースリーダー」(テレビ朝日系)で城島茂さん、「あさイチ」(NHK)で井ノ原快彦さん、「サタデープラス」(TBS系)で丸山隆平さん、「news every.」(日本テレビ系)で小山慶一郎さんがキャスターを務めるほか、「ZIP」(日本テレビ系)に山口達也さん、「白熱ライブ ビビット」に加藤シゲアキさん、「シューイチ」(日本テレビ系)に中丸雄一さん、「めざましテレビ」(フジテレビ系)に伊野尾慧さんが出演しています。

 テレビ局、曜日、時間帯を総なめにするほどであり、もはや飽和状態の感も……。そうした状況にもかかわらず、事務所トップクラスの東山さんが50歳でキャスターに初挑戦するのですから「ジャニーズ事務所がアイドルを捨てて、社会派にかじを切ろうとしている」とうわさされるのも仕方ないでしょう。

 ジャニーズ事務所のタレントが報道・情報番組を目指す背景には、アイドルとテレビ業界を取り巻くシビアな事情があるのです。

テレビ番組が中高年向けにシフト

 1990年代は男性アイドル全盛期であり、歌番組が多く、十分な活躍の場がありました。しかし、SMAPがデビューした1990年前後に各局の音楽番組が激減。その後一度も増えず、「男性アイドル冬の時代」から抜け出せていないのです。

 さらに、2000年代に入ると音楽業界全般でCDセールスが減り始め、さらに厳しい状況に陥りました。そんなネガティブな時代を経た現在の男性アイドルたちは「人気を上げる活躍の場が欲しい」「固定ファンへのライブとグッズ販売以外の収入源が欲しい」という切実な思いを抱えています。

 彼らの本音は「できるだけテレビ番組に出演して稼ぎたい」であり、ドラマやバラエティーに出演したいところですが、それも難しいのが現実。ドラマは演技派俳優を求める視聴者の意向が強くなり、バラエティーはトーク巧者の芸人が大量出演するようになるなど、活躍の場をなかなか得られないのです。

 また、テレビ業界の置かれた苦しい状況も、男性アイドルにとっては悩ましいところ。ライフスタイルの多様化とネットの普及で、今やテレビ視聴者の中心は中高年層になりました。平日の日中に放送される番組の約9割が報道・情報番組であり、夜の時間帯に生活情報番組やクイズ番組が増えているのも中高年層対策なのです。

 つまり、ジャニーズ事務所のタレントにとっては「アイドルのキャラクターで出られる番組が極めて少ない」ということ。テレビに出て稼ぎたいのなら、社会派タレントとしての顔を持つことが必須条件となっているのです。

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最終更新:7/15(土) 6:04
オトナンサー

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