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難解な函館記念。きっと「ああ買ってよかった」と思う穴馬が3頭いる

7/15(土) 7:50配信

webスポルティーバ

 北海道・函館開催を彩るGIII函館記念(7月16日/函館・芝2000m)。夏の名物重賞はハンデ戦ということもあって、非常に”難解”な一戦となっている。

【写真】函館記念の軸は堅い!?

 その証拠に、ここ10年で1番人気の勝利は1度もない。また、前走で大敗を喫しながら巻き返した例も多く、2007年のエリモハリアーは、前走のオープン特別・巴賞(函館・芝1800m)では最下位の11着に沈みながら、強烈な逆襲に転じてこの重賞タイトルを手にした。単勝オッズは25.1倍、7番人気の伏兵だった。

 さらに、馬券圏内となる3着までも見てみると、10番人気以下の穴馬が飛び込んできたケースが4回もある。そうした状況にあって、3連単の配当が10万円の大台を超えたことが、過去10年で7回もある。

 最も荒れたのは、2011年。4番人気のキングトップガンが勝利し、2着に12番人気のマヤノライジン、3着に7番人気のアクシオンが突っ込んできて、3連単は40万1180円の高配当となった。

 これほど波乱が多いレースならば、最初から”荒れる”前提で勝負に挑んでみてはどうだろうか。そこで、過去の結果から今年狙えそうな穴馬を導き出していきたい。

 過去10年で3着以内に来た馬たちに目を向けると、いくつか傾向があることがわかった。ひとつは、圧倒的に強いローテーションがある、ということ。それは、同じ函館開催で行なわれた巴賞からの参戦だ。

 1~3着の合計30頭のうち、「巴賞組」は13頭にものぼる。しかも、1~3着までを巴賞組が独占した年が2度(2008年、2009年)もあるのだ。距離が1ハロン(200m)延びるとはいえ、同じコースで行なわれる前哨戦ということもあり、ここから挑む馬には相当なアドバンテージがあると言えよう。

 さらに特筆すべきは、巴賞で敗れて人気を落とした馬の巻き返しが多い、ということ。先述のエリモハリアーと同様、2016年に13番人気で2着に食い込んだケイティープライド(巴賞=6着)、2013年に7番人気で2着に入ったアンコイルド(巴賞=8着)も、巴賞では馬群に沈みながら函館記念で大きく挽回している。

 とすれば、今年も狙うべきは「巴賞からの巻き返し」というキーワードに当てはまる、巴賞で馬券圏内を外した馬たちだ。

 4着ダンツプリウス(牡4歳)と、5着スーパームーン(牡8歳)である。

 ダンツプリウスは、昨年のGIIニュージーランドトロフィー(中山・芝1600m)を制覇。GINHKマイルC(東京・芝1600m)でも4着と健闘しているが、古馬と対戦するようになってからは結果を出せずじまい。自身が古馬となった今年も、ふた桁着順を2度経験するなど、ややスランプに陥っている。

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