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この粘着テープがあれば、いびきで体調の危険度が判断できる!?

7/15(土) 17:20配信

MEN’S+

ベッドで睡眠をとるだけで、体調の赤信号を察知できるデバイスが開発されたようです。

 あなたは就寝中、夜を通して絶え間なくいびきをかいていたりしませんか? もし心当たりがあるなら、注意する必要があります。それは隣で眠るパートナーの安眠を妨げるだけではありません。それはあなたの健康への、深刻な赤信号かもしれないからです。 
 
 極端ないびきというものは、「睡眠時無呼吸」の症状の一つになります。この症状が深刻になると、眠っている間に実際に呼吸が止まってしまうこともあるのです。これは起床時の頭痛や昼間に突然訪れる睡魔のような問題へとリンクするほか、さらに重症の場合には高血圧や脳卒中、そして心臓発作などの要因として関連付けされることもあります。もし心当たりがあるのなら、すぐ病院で診断を受けてください。(参照:Here are 7 signs you actually stop breathing in your sleep.)
 
 「睡眠時無呼吸」と診断する際、最も一般的な判断基準は睡眠検査での睡眠ポリグラフになります。この検査は脳活動と心拍の酸素レベル、いびき、その他のサインを記録していくもので、痛みは伴いません。しかし、睡眠検査室にこもって行う必要があります。医師の中には、家庭用のモニターを貸し出してくれる方もいますが、使用が難しいうえ睡眠を妨げる可能性もあるので、あまりおすすめできません。 
 
 そんななか、American Academy of Sleep Medicine(アメリカ睡眠医学会)の年次総会『SLEEP 2017』において、「ある科学者グループが『睡眠時無呼吸』を正確に識別できる、1オンスの粘着テープを開発した」という報告が予備調査として発表されたのでした。これはかなり注目すべきデバイスではないでしょうか。それがもし正確な診断が可能であるなら、利便性もあるのでおすすめの診断方法になります。
 
 研究者たちの発表によれば、この粘着テープは「睡眠時無呼吸」の患者174名を対象にテストを行ったそうです。そしてテスト後、粘着テープの結果と従来の睡眠検査室における「睡眠時無呼吸」の診断結果とを照らし合わせてみると、結果の一致は約87%という数値を残しているとのこと。  
 また、被験者らがこのデバイスをどれだけ使いこなせるかという別のテストでは、39人中38人が正確に使用法を理解できたことがプレスリリースに明記されています。そして、この肌に貼り付けるタイプの粘着テープは、鼻圧力、血中酸素飽和度、脈拍、その他呼吸に関する問題、睡眠時間、体位なども測定することができるとのこと…。 
 
 この研究結果は、U.S. Food and Drug Administration(FDA=アメリカ食品医薬品局)に対して提出する、本デバイスの承認要望書のなかに添付されるとのこと。 
 
 
 つまり残念ながら…このデバイスが世に出回るまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
 
 もし現在、あなたがいびきやベッド以外でもすぐ居眠りしてしまう、頭痛や炎症ぎみの喉で目覚める、常に疲労感があるなどなど、自分が「睡眠時無呼吸」かもしれないと感じているのであれば、まずは急いで医師の診断を受けましょう。それが最善の策といえるでしょう。

Men's Health

最終更新:7/15(土) 17:20
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