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和食を味わうなら、老舗でゆったり?家庭的な店でほっこり? [FRaU]

7/15(土) 17:00配信

講談社 JOSEISHI.NET

歴史を積み重ね、今なお愛される名店は、特別な雰囲気が漂うもの。そんな趣ある老舗で、ゆったりと食事をできるようになれば立派な大人の仲間入り。一方、「ただいま」と扉を開けられるような、ホッとする行きつけがあるのも大人の証。今回は、温かく出迎えてくれる老舗2軒と、アットホームなおもてなし&隠れ家的な佇まいも魅力の行きつけにしたい2軒を紹介します!

湯島で40年!  通いたくなる逸品が食通を魅了する 関西割烹 いづ政

上野で生まれ育ち、銀座「出井」で修業を積んだ箱守政美さんによる名店。数ある人気メニューのなかでも人気が高いのが、澄んだ若狭出汁でいただく自家製の「きんき鯛一夜干し」だ。じっくり火を入れているため、頭から尾までパリパリといただける。さらに、昭和54年から作り続けている「たこ唐揚」も後を引く人気の品。

約30分~かかるため、常連客が席に着き次第注文する「きんき鯛一夜干し」。

葛の衣で揚げる「たこ唐揚」。

「茄子油煮」「グリーンアスパラ胡麻正油」「きざみ生野菜」など身体思いの野菜メニューも豊富。

サッと火を入れた「牡蠣の南蛮漬け」。価格は仕入れ状況による。

L字型に連なるカウンター内の厨房で、店主が機敏に調理する。



関西割烹 いづ政
東京都文京区湯島3-38-3 TSゆしま1F

明るいうちから楽しむ 蕎麦前も粋な大人ならでは 利庵

白金のプラチナ通りにある、昭和59年創業の風情ある蕎麦屋。おなじみの出汁巻き玉子をはじめ、季節の天ぷらなどが豊富に揃い昼から通し営業しているので、少し早い時間からちょっと一杯、という時にも使い勝手抜群だ。蕎麦は、茨城や福井などの蕎麦粉を自家製粉し、喉越しのよさを追求した二八蕎麦に仕上げている。

蕎麦の出汁が決め手の「出汁巻き玉子」

塩と揚げた海老の足が付いた「升酒」

海老がたっぷり入った天ぷらも秀逸。出汁はキリッとした鯖節。「天ぷらそば」

貫禄ある佇まい。



利庵(としあん)
東京都港区白金台5-17-2

料理の佇まいに合った 現代作家の器と心地よいお燗 さいめ

埼玉の伝統的な壷焼きを用いた料理と燗酒のお店。店主・嶋田寛元さんが畑に足を運び信頼関係を築いた農家から仕入れる野菜を中心に、その日のメニューが決まる。力強い素材の味を活かす火入れで野菜が供され、そっと燗酒が寄り添う。帰り道の足取りは心なしか軽やかに。

食感のよさや酸味が特徴。「ずいきの酢味噌あえ」。

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