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夫は西郷隆盛の直系子孫、マタハラを受けながらも当選した妊婦都議の根性

7/15(土) 19:30配信

週刊女性PRIME

「出産予定日は12月末です。12~1月にかけて議会は休みなので産休を取らずにすむかもしれません。でも、女性議員が増える中、議会で産休や育休をどうするかという議論は絶対始めたほうがいい」

 東京中央区(定数1)で当選した元中央区議の西郷歩美さん(32)はそう話す。

「まず、議会がお手本になり、制度をしっかり整えていかなければならない。出産で仕事をあきらめてしまう女性がいることが問題です。共働き世帯は多く、女性が職を失うと家計に響く。当事者である私が議会を変えていきたいと思っています」

 5月まではつわりがひどく、1日に5~6回吐いた。食欲がなく水さえも飲めなくて体重が6キロ落ちた。選挙期間中はつわりはおさまっていたが、おなかの赤ちゃんのことを考えて、炎天下の演説を控えるなど陣営スタッフを含め工夫したという。

「演説を少し短めにしたり、こまめに水分補給して、小休憩を挟むようにしました。一方で悲しいマタハラ(マタニティー・ハラスメント)も受けた。“妊婦がキャリアアップを目指すんじゃない”とか、“赤ちゃんファーストでいけ”とか、ひどい言葉を突きつけられました」

 中央区は築地市場の豊洲移転問題で揺れ続けてきた。小池知事は都議選の直前、「築地は守る。豊洲を生かす」という方針を決めた。業者からは「市場は2ついらない」などと声があがっている。

「小池知事が就任したおかげでいろいろな問題が明るみに出た。しかし、問題は複合的で法律も絡むなど難しい。築地の方々に寄り添って、何回か集会を開いて話し合っていく必要があると思います」

 今年結婚した夫は西郷隆盛の直系子孫5代目当主にあたる。鹿児島出身の母親と、地元出身者らで青山墓地に眠る西郷の墓を掃除したときに夫と出会い、お互いに「ああ、この人と結婚するな」と直感したという。

「区議も都議も政治家であることに変わりはない。しかし、カバーする範囲が広がるわけですから、仕事量は必然的に増えるでしょう。夫は“フォローするから頑張りなよ”と理解してくれています」

 選挙戦では両家の親がほぼ毎日、朝から晩まで同行し、両家の絆は深まった。

「育児と仕事を両立させなければいけない。未知数な部分はありますが、子どもに寂しい思いをさせたくない。時間のあるときはできるだけ一緒にいてあげたいです」

 どうか元気な赤ちゃんを産んでほしい。

最終更新:7/15(土) 19:30
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