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検索エンジン回帰を加速させるパブリッシャー:新たなSEO施策も

7/16(日) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

パブリッシャーのGoogle検索への回帰が進むにつれて、検索エンジン最適化(SEO)の新しいテクニックが登場してきた。「スーパーボウルがはじまる時間は?」など、人々が答えを求めている質問やそのバリエーションを使ってトラフィックを増やすテクニックは、もう過去のものなのだろう。それに代わって、別の技が使われはじめている。

キーワードを見出しに詰め込んだり、古い話を新しいもののように見せかけたりする手口は、Googleの不興を買った。だが、そのせいでパブリッシャーは、Googleがいま求めていることを理解し、Googleの好みに合わせて最適化を試みようとするようになった。GoogleがAMP(Accelerated Mobile Pages)と同時に導入した機能で、モバイル検索結果の一番上に表示されるカルーセル部分に掲載してもらいたがっているのだ。

ロデールの取り組み

パブリッシャーがよく使う戦術のひとつが「ソーシャルスワップ」だ。Googleは外部サイトからのリンクが多い投稿の方が信頼できると考えているという見方は、広く受け入れられている。健康とフィットネス専門のパブリッシャーであるロデール(Rodale)は、「メンズ・ヘルス(Men’s Health)」や「ランナーズ・ワールド(Runner’s World)」といった雑誌を発行しているが、大がかりなSEO施策の一環として、自サイトの記事のなかに似たようなテーマを扱う他サイトへのリンクを設置しはじめた。

ロデールの最高執行責任者(COO)を務めるベス・ビューラー氏は「検索結果で我々の順位が振るわなければ、『ピュアワウ(PureWow)』にリンクを張る。そうすると、ピュアワウも我々のサイトにリンクしてくれるだろう」と説明する。

また、Googleのおかげで、ロデールのようなパブリッシャーのサイトのhttpsプロトコル移行が進んだ。消費者のプライバシー保護の観点から、httpsのサイトを優先させるとGoogleが発表したためだ。ビューラー氏によると、これがすでに効果をもたらしているという。2017年1~4月期のロデールの検索トラフィックは、前年同期と比べて32%増加した。多くのパブリッシャーが、モバイルウェブ高速化を目指したGoogleの取り組みであるAMPに対応すべく、ページを軽量化している。

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