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ドルトムントの19歳FWが圧巻の2ゴール 浦和守備陣は脱帽「世界との差」「異次元」

7/16(日) 6:40配信

Football ZONE web

モルに対峙した槙野はドリブルで置き去りにされ「やられました。本当に速かった」

 浦和レッズは15日の「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」でボルシア・ドルトムントと対戦し2-3で敗れた。後半から出場し、圧巻の2ゴールを決めたドルトムントのトルコ代表FWエムレ・モルについて、浦和の守備陣は「世界との差」「異次元」と口を揃えた。

【動画】浦和守備陣も脱帽! ドルトFWモルが2ゴール…「浦和×ドルトムント」のハイライト

 前半は浦和が1-0のリードで折り返したゲームで、後半から出場した19歳の新鋭モルがゲームの表情を変えた。細かいステップで軽やかなドリブルを披露するモルが攻撃にアクセントを加えると、それまで組織的な守備を見せていた浦和は個の力に翻弄された。

 後半31分、モルが浦和DF槙野智章をドリブルで置き去りにしてペナルティーエリア内に切り込み、GK西川周作との1対1では左足アウトサイドで流し込んで同点ゴール。すると同35分、再びモルが槙野を抜き去って右サイドに展開すると、DFマルセル・シュメルツァーの折り返しをモルが左足で決めて決勝弾。わずか4分間で2ゴールを叩き込み、ドルトムントが2-1と逆転に成功した。その後、浦和が一時同点に追いつくも、FWアンドレ・シュルレに決勝弾を決められて2-3で試合は終わっている。

 モルに対峙した槙野はマンマーク気味に対応し、「最初の2、3回のマッチアップでガツンと行って(流れを)自分の方に持ち込んだと思ったんですが、やられました。本当に速かったですし、世界でやれるプレーヤーと自分との差ですね」と脱帽のコメントを残した。

西川「シュートのタイミングも上手かった」

 また、後半40分には一時2-2の同点ゴールとなるヘディングを決めたDF遠藤航も、モルについては「一人だけコンディションが出来上がっていたし、異次元」と振り返った。そして「ああやって19歳でこれだけのプレーができる選手がゴロゴロいますから。日本にあれだけ体が出来ている19歳はいないと思います」と語っている。

 GK西川周作は「ドリブルの初速の速さが凄いし、ボールの置き所とか質も高く、シュートのタイミングも上手かったので世界を感じました。ゴール前の余裕があるとも感じました」と明かす。一方、同12分に強烈なミドルシュートをセーブしたが「(シュートに)パンチがありましたね。ワンステップであの無回転シュートを打つのは、一人だけ体が出来上がっていた感じです」と、そのシュート力やテクニックの高さを称えた。

 昨季は途中出場が大半だったモルだが、“トルコのメッシ”と呼ばれる才能を日本のピッチで見せつけた。多くの選手がプレシーズンでコンディションがまだ上がっていないなか、全開モードのドリブラーは浦和の守備陣に世界基準を痛感させたようだ。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:7/16(日) 6:40
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