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バトンと可夢偉がスーパーGT鈴鹿に挑む。マシンに乗った感想は?

7/16(日) 8:11配信

webスポルティーバ

 8月26日~27日に鈴鹿サーキットで行なわれる2017年のスーパーGT第6戦「インターナショナル鈴鹿1000km」には、例年以上に豪華なメンバーが集結する。なかでも注目は、GT500クラスにスポット参戦するふたりの元F1ドライバーだ。

【写真】スーパーGT参戦の全RQ・全マシンギャラリー

 まずひとりは、元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトン(イギリス)。そしてもうひとりは、今年のル・マン24時間レースで日本人ふたり目のポールポジションを獲得した小林可夢偉。バトンは「チーム無限(ホンダ)」、可夢偉は「レクサス・チーム・ウェッズスポーツ・バンドウ」から参戦する。

 8月の本番に向けてバトンは、6月6日~7日に行なわれたタイヤメーカーテストですでにGT500マシンをドライブしている。だが、そのときは走り足りないような表情を見せていた。するとバトンは、6月30日~7月1日に鈴鹿サーキットで行なわれる公式合同テストに急きょ参加希望を表明。当初は予定になかったが、今回のテストは本番と同じくらいの台数が参加するため、スーパーGT特有のGT500・GT300による混走なども経験できるからだ。

 この2日間では、一番の課題としていた混走を経験した他、タイヤの比較テストや予選のタイムアタックを想定した走行、そして決勝を見据えたロングラン(連続周回)走行のテストも実施。スーパーGT独特の手順で進められるセーフティカーシミュレーションにも参加した。

 バトンは2日間で63周を走り込み、ベストタイムは初日の最後に記録した1分49秒283。チームメイトやライバルたちと比べても1秒以内の差で、前回テストと合わせて合計100周ほどしか経験していないにもかかわらず、彼らとまったく遜色のないタイムを記録している。ロングランテストでも、GT300クラスを追い抜きながらの周回があったものの、驚くほど安定していたのが印象的だった。

「すごくポジティブなテストだったよ。前回は『少し乗っては休んで』という形だったから、クルマに慣れるのに時間がかかった。でも、今回はたくさん乗れていいフィーリングも得られることができたし、自信にもつながったよ。まだ改善しなければいけないことがたくさんあるけど、確実に進歩できたと思う」

 テスト後にバトンはそう語ったが、同時に新たな課題もあった。それは「ドライバー交代」だ。

 スーパーGTでは決勝レース中、必ずドライバー交代を行なわなければならない。しかも、鈴鹿1000kmの場合は途中に4~5回のピットストップがあるため、バトンは短時間でマシンを乗り降りできるようになる必要があるのだ。

 前回の6月上旬のテストでは、ドライバー交代の練習はまったくできていなかったという。それだけに、チーム無限の手塚長孝監督は「今回は練習できてよかったです」と安堵の表情を浮かべていた。

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