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「絶景カメラ」を標準装備したシトロエンの新型『C3』は最高の遊びグルマだ!

7/16(日) 8:30配信

@DIME

 遅かれ早かれ、こうしたものを装備したクルマが出現するだろうとは思っていた。できれば、自分のクルマに装着したいと願ってもいた。どういうことかと言うと、クルマを運転していて眼の前に“絶景”が現れたとする。眺めるだけでなく、この感動を画像に収めて、誰かとシェアしたい。

 運転しながら“絶景”を撮影できるカメラをクルマに付けたい。そして、そのクルマで“絶景”に出会えるような旅に出たい。ずっと前から、そう願っていた。でも、それが高速道路を走っている時だったら、停められない。助手席に誰かが居るようならば撮ってもらうこともできるけれども、一人では危なくてできないし、誰かが乗っていたとしても間に合うかどうかわからない。

 フロントガラスにカメラをピタリとくっ付けておけば撮れるだろうが、そのためのアタッチメントを取り付けたり、さまざまな設定を行わなければならなかったりするのが煩わしい。万が一の事故の際の様子を撮影するドライブレコーダーというものがあるけれども、画角や画像のクオリティーなどが、“絶景”にふさわしいものかどうかわからなかった。でも、ようやく現れたのである。運転しながら“絶景”を撮影できるカメラを標準装備したクルマが!

 新型シトロエン『C3』が装備している「シトロエン・コネクテッドカム」が、まさにその“絶景”カメラなのだ。新型C3のフロントウインドに取り付けられたカメラは、207万画素のフルHDセンサーと16GBメモリーを内蔵しており、GPSセンサーも併せ持っている。画角は120度で、ドライバーがフロントウインド越しに見た視野に近い画像と動画を記録することができる。

 操作方法は簡単で、撮影したい光景に遭遇したら、ルームミラー裏側のカメラ本体にあるスイッチを押すだけで良い。長押しすると、20秒から60秒の動画を撮影できる。動画の長さは10秒単位で設定することが可能。カメラに保存された撮影済みの画像や動画は、あらかじめ自分のスマートフォンにインストールした専用アプリでアクセスし、ダウンロードすることができる。

 これは素晴らしい!

 僕が求めていたもの、そのものだ。ロングドライブではなくても、“絶景”に出会えることはある。いつも通る近所の道だって、季節や時間帯、天候などによって見違えるように美しく見える時がある。そうした瞬間を逃さず記録しておきたい。新型『C3』は、それに応えてくれるはずだ。

 また、このカメラはGPSセンサーも内蔵しているので捕捉した位置情報をアプリを使って取得できるから、目印のないフィールドの位置を後から正確に知ることができる。ドライブレコーダーとしても使えるから、事故などで衝撃を感知した場合には、自動的に記録モード隣、衝撃の前30秒、後60秒の動画が記録される。

「なんだ、ただのドライブレコーダーじゃないか!?」

 そう訝る人もいるだろう。でも、ドライブレコーダーというものが世の中に出回っていて、それを高画質化させたものをクルマに取り付けて運転中でも安全に撮影できてアプリで管理できれば、後から画像を楽しむことができる。開発者が、そう発想できたかどうかの違いが現れている。

 SNS時代、スマートフォン時代にクルマに何が求められるのか? クルマを造るのに、クルマのことだけ考えて開発しても新しいものは生まれない。ユーザーがクルマに何を求めて、どこへ出掛け、どんな行動をしているのかに眼を向けなければならない。新型C3の開発者たちは、それを励行したから、この「シトロエン・コネクテッドカム」を生み出せたのだろう。中を向くのではなく、外を向いて開発して成功した良き例だ。

 同じように、ドアに装備された「エアバンプ」は、6つの空気入りカプセルは柔素材からできていて、クルマをキズから守る。外観デザインのアクセントになっているだけでなく、実用上の効能もある。

 新型『C3』は内外装の造形や色彩なども独特で、新しいものを打ち出していこうという勢いとセンスの良さを感じる。クルマという“素材”を用いて、開発者たちが色々な“表現”をしている。こういうクルマには、早く乗ってみたくなる。 

文/金子浩久

@DIME編集部

最終更新:7/16(日) 8:30
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