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2017シーズンはルーキー投手受難の年?好投も援護に恵まれない投手目立つ

7/16(日) 18:54配信

ベースボールチャンネル

 今季も前半戦が終了し、多くのルーキーが嬉しいプロデビューを果たした。しかし、今季は主力として好投を見せるも、味方打線の援護に恵まれず黒星が先行してしまっているルーキーが目立っている。オールスターにも選出されたオリックス・山岡やデビュー7試合で未だ白星なしの阪神・小野などが最たる例で、好投を見せてもなかなか白星がついてきていない。

 逆に、白星が先行しているルーキーはDeNAの濱口、中継ぎで活躍しているオリックスの黒木くらいだ。今回は前半戦も終了したところで、特に登板中の援護に恵まれていない4選手を紹介する。

オリックス・山岡泰輔 12試合 78回 3勝6敗 防御率2.54 QS率75%

 オールスター出場も果たしたドラ1ルーキーの山岡。プロ初登板から6試合中4試合でQSを達成するも、打線の援護に恵まれずプロ初白星を手にしたのは7試合目だった。山岡が登板中の平均得点は1.25点と非常に少なく、その中で3勝を上げているのは立派だろう。ここまでパ・リーグのルーキーでは最も安定した投球を見せていることもあり、後半戦こそは打線の援護に恵まれて白星を量産したいところだ。

ヤクルト・星知弥 17試合(11先発) 72回1/3 3勝4敗2ホールド 防御率3.73 QS率35%

 力強い速球が売りのドラ2ルーキー・星。シーズン当初は中継ぎで開幕を迎えたが、4月下旬から先発転向。先発登板2試合目でDeNAを相手に味方打線が爆発し、5回3失点ながらプロ初白星を手にした。その後は5回~7回を0~3失点に抑える投球を続けているが、チームが投打に苦境に追い込まれていることもあり、なかなか白星が伸びていない。

阪神・小野泰己 7試合 0勝4敗 39回 防御率4.62 QS率57%

 5月21日にプロ初登板を果たしたドラ2ルーキーの小野。初登板で5回途中4失点、2試合目で3回6失点と試合を作れなかったことから防御率の見た目は悪いが、3試合目以降は5試合中4試合でQSを達成。しかし、山岡以上に援護点が少なく、小野の登板中の平均得点は0.86点とかなり悲惨な数値が出ている。

 実際に7回1失点、6回1失点と好投を見せた際には打線が2試合とも完封負けして小野に黒星がつくなど、とにかく援護に恵まれていない。

ロッテ・佐々木千隼 11試合 2勝7敗 59回1/3 防御率5.61 QS率18%

 鳴り物入りでロッテに入団したドラ1ルーキー・佐々木。プロ初登板では5回1失点の好投でプロ初白星を上げるも、2戦目では7回1失点の好投も完封負けでプロ初黒星を手にする。その後は安定感に欠けた投球を続けてしまい、7月6日には1軍登録を抹消されてしまった。

 精彩を欠いていたことも黒星先行の一因だが、佐々木の登板中もとにかく援護が少ない。登板中に12点の援護を貰った5月25日のソフトバンク戦を除けば、10試合で平均1.9点と援護が非常に少なく、仮にQSを達成しても白星がつかない程度の援護しか貰えていない。

 昨季、新人王を受賞した日本ハム・高梨裕稔投手は7月以降に7勝を稼ぎ、計10勝をマークして防御率2.38という好成績を残し、リーグ制覇・日本一に貢献した。今季は西武・源田、中日・京田などの野手が1年目から活躍しており、新人王争いも激しくなってきている。果たして、現在援護に恵まれていないルーキーたちは、今後も好投を続け、後半戦こそは援護に恵まれて白星を重ね、新人王に近づくことはできるだろうか。

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ベースボールチャンネル編集部