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浦和を翻弄のエムレ・モル、それでもボシュ監督が指摘した課題とは?

7/16(日) 11:00配信

SOCCER DIGEST Web

攻撃陣の主力が欠場や低調な中で輝きを放つ。

[Jリーグワールドチャレンジ]浦和 2-3 ドルトムント/7月15日/埼玉
 
 負傷離脱中のマルコ・ロイスが来日を見合わせたうえ、怪我明けの香川真司はベンチには入ったがやはり出番なし、期待の新星ウスマンヌ・デンベレは先発入りと発表された後に急遽欠場、そして得点源のピエール=エメリク・オーバメヤンは完全にコンディション不良でノーインパクトのまま前半でお役御免……。そんなドルトムントにあって特大の輝きを放ったのが、“トルコのリオネル・メッシ”の愛称を持つ逸材だった。昨夏にデンマークのノアシェランから加入した、入団2年目のエムレ・モルだ。
 
 19歳のトルコ代表MFは、1点ビハインドだった後半頭からセバスティアン・ロデとの交代でピッチに立つと、2シャド―の一角に入って積極的にボールに絡む。最初はややボールロストが目立ったが、身体自体はかなりキレており、徐々にエンジンを上げていく。
 
 すると、76分だった。斜め後方からパスを受けると、2タッチ目で一気に加速してペナルティーエリア内に侵入。チャージしようとした槙野智章を身体を捻りながら一瞬で交わし、そのまま持ち込んでGK西川周作のタイミングを外すトゥーキック。見事な同点ゴールを沈めた。
 
 その3分後には勝ち越し弾まで奪う。ハーフウェーラインを越えたあたりで再び槙野を翻弄して置き去りにし、そのままドリブルで前進。スルーパスはカットされるが、そのこぼれ球をひろったマルセル・シュメルツァーから、マイナスのクロスをもらってこれを左足ダイレクトで叩く。ボールは滑り込んだ槙野の足に当たってコースが変わり、再びゴールネットを揺らした。
 
 ドルトムントは85分に遠藤航のヘディングで同点とされるも、88分にアンドレ・シュールレの一撃で再び突き放して逆転勝利を飾った。MOMは2ゴールのエムレ・モルで異論はないだろう。
 
 エムレ・モルは試合後、自身の名前と背番号をもじった「EM9」という刺繍が入ったキャップをかぶって取材エリアに登場。そして、いかにも19歳らしいあどけない表情と柔らかい雰囲気をしていた逸材は、まず浦和を「ショッキングだった。こんなに強くて、攻めてくるチームだと思わなかったし、こんなに上手いチームだとも思わなかった。ディフェンスも良かった」と評した。
 
 2つのゴールに関しては、「パスが良かった」と謙遜したうえで、「その前に後ろから迫られてチャンスをフイにしていたから、何とか活かしたかった」と振り返っている。

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最終更新:7/16(日) 11:00
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