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東京五輪は2020年7月24日午後8時開幕! 晴れの舞台のウエアはどうなる?

7/17(月) 5:00配信

NIKKEI STYLE

 2016年8月に行われたリオデジャネイロ五輪の開会式では、鍛え抜かれたアスリートが身にまとうウエアとそれを提供した世界の第一線で活躍するデザイナーも話題をさらった。2012年ロンドン大会ではのべ48億人が視聴したとされる全世界注目のイベントが、腕比べの格好の舞台となっている。

■日本、表彰台で鮮紅の桜のジャンパー

 リオ大会からアシックス単独で日本代表のスポーツウエアを開発する。今大会用には国旗にちなんだ赤と白、リオのカーニバルを象徴するネオンイエローを取り入れた。

 「下地の赤の色は『レーシングレッド』。有名なスーパーカーと同色で、かっこよく仕上げている」とアシックスは胸を張る。ちなみに「速く走って記録も」との願いも込めている。

 メダル授与式で着用するジャンパーの桜模様には2年の開発期間の半分をかけた。「アスリートが着るのでかわいくなってはダメ」だし、桜を使ったユニホームは多いため、独自性もいる。日本オリンピック委員会(JOC)などと何度も協議した。

 今のリオは日中25度まで上がるが、朝晩は10度まで下がる。表地には適度な通気性とハリがある素材感のニットを使用。裏地は通気性を抑え伸縮性を高めた。「このウエアで一人でも多く表彰台に上がってくれたら」と同社戦略企画チームの山辺高大さん。レプリカは既に販売されている。

 「情熱~真紅に宿る、太陽の熱量をちからに~」をコンセプトに、高島屋は開会式の顔となる公式服と渡航服をロンドン五輪に続いて公募で選ばれ、デザインした。

 開会式のジャケットは日の丸をイメージした赤。力強さや壮大さをイメージする一方、「着用した際の着心地の良さを追求した」(法人事業部の星川恭広ユニホーム担当係長)。伸縮性の高い素材の配合に工夫、縦にも横にも伸びるようにした。一転、渡航用は日本伝統の藍染めを意識したブルー。機内でもくつろげるよう、肩パッドを外しても形崩れしないよう、肩の芯を硬くした。

 ボタンやネクタイといった付属品も含めて、すべての素材が国産。縫製は東北などを中心に国内で仕上げた。残念ながら、レプリカは販売されないそうだ。

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最終更新:7/17(月) 5:00
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