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フェデラー、全英優勝で世界1位奪還への序章 ナダルとの「二強時代」再来の予感

7/17(月) 9:37配信

THE ANSWER

ウィンブルドン優勝で2000ポイント獲得、世界ランキングで3位浮上へ

 男子テニスシングルス世界ランキング5位のロジャー・フェデラー(スイス)は、ウィンブルドン決勝で同6位のマリン・チリッチ(クロアチア)に6-3、6-1、6-4でストレート勝ち。大会史上単独トップとなる8度目の優勝を果たした。ATPワールドツアー公式サイトは、「世界1位への返り咲きを一気に加速させることになる」と世界王者復活の可能性を報じている。

【動画】その涙が偉業達成の重みを物語る…大会公式ツイッターが紹介したフェデラーの「美しき男泣き」

 グランドスラム制覇により、フェデラーはATPランキングで2000ポイントを獲得。昨季ウィンブルドンの4強進出で手にした720ポイントが失効となるため、実質1280ポイントがウィンブルドン開幕時の5265ポイントに上積みされることになる。

 世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)は、まさかの初戦敗退を喫して獲得ポイントはわずか10。同4位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)も右肘痛の影響で準々決勝のトマーシュ・ベルディハ(チェコ)戦を棄権しており、360ポイントしか手に入らない。決勝戦前に公開された記事では、「(ウィンブルドン優勝時には)フェデラーは11か月ぶりにATPランキングのトップ3を奪還することになる」と算出しており、17日に発表されるランキングでは、フェデラーが6545、ジョコビッチが6325、ワウリンカが6140と、フェデラーが2人を抜いて3位へ浮上することが決まっている。

 さらに、記事では「(フェデラーは)感銘すべき復活のシーズンを過ごしている中、今年の終盤で世界1位への返り咲きを一気に加速させることになる」と分析。2012年11月にジョコビッチに明け渡した世界1位の座を視野に入れていると展望している。

現1位のマレーは最大5460ポイント失効の可能性、ナダルとの一騎打ちが濃厚に

 その根拠は、トップ2のアンディ・マレー(英国)とラフェエル・ナダル(スペイン)、そしてフェデラーの置かれている状況の違いにあるようだ。

 フェデラーは昨年のウィンブルドン後に休養したため、後半戦に失効するポイントがない“アドバンテージ”を持っている。それに対し、腰の不調でウィンブルドンは準々決勝で敗退した現世界ランク1位のマレー(9390ポイント)は、大会前にも腰の痛みで2つのエキシビションマッチへの出場を回避。コンディション次第では後半戦欠場のシチュエーションも考えられる状況で、ATP公式サイトによれば最大で5460ポイントを失効する可能性があるという。

 一方で世界ランク2位のナダルは、6月の全仏オープンで優勝するなどクレーコートの大会でポイントを重ね、ウィンブルドン開始前で7285ポイント。4回戦でジレ・ミュラー(ルクセンブルク)に敗れて獲得できたのは180ポイントだったが、フェデラー同様に昨季に故障で終盤戦を欠場しており、年内に失効するポイントは370に止まっている。

 特集では「フェデラーは年間世界ランク1位の座を巡り、(フェデラーと)ナダルとの1対1のバトルの様相を呈し、加熱することになる」と、再び“二強時代”が到来する予想している。

 来月8日に36歳の誕生日を迎えるフェデラーは再び男子テニス界の頂点に立てるか。世界中が注目している。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/17(月) 13:12
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