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富裕層と同じように投資する秘訣

7/17(月) 9:10配信

ライフハッカー[日本版]

仏キャップジェミニ社が発表した世界の富に関する調査レポート「2016 World Wealth Report」によると、北米には今、480万人の富裕層(HNWI:high net worth individuals)がいて、合計で16兆6000億ドルの富を保有しています(この額は、2015年の調査より2.3%増加)。一般には「100万ドル以上の資産を持つ個人」と定義されるこの約500万人の富裕層は、資産配分と投資について多くのことを教えてくれます。

【画像】富裕層と同じように投資する秘訣

富裕層はどのような形で資産を保有しているのでしょうか? 資産を管理するためにどのようなツールとサービスを使っているのでしょうか? そして、さらに大切なことですが、自分の将来の財務状況をよりよいものにするために富裕層から何を学べるのでしょうか?

お金持ちの投資法

おもしろいことに、キャップジェミニ社のレポートから、40歳以下(ミレニアル世代)の富裕層は資産管理方法についてはより保守的で、より多くの資産を、伝統的なポートフォリオではなく現金やオルタナティブアセットクラス(不動産や事業)の形で保有している場合が多いことがわかりました。

「Legg Mason Global Asset Management」の調査データも、キャップジェミニ社の調査結果を裏付けています。この調査データによると、ミレニアル世代の投資家の78%は、「1年前に比べてより保守的で、リスクを嫌っている」のに対して、40歳以上の投資家についてはその割合は68%です。この調査では、若い投資家たちは、不動産や非伝統的なアセットクラスなど、固定収入のある投資物件に、より多くの資産を投入しているのに対して、年配の投資家は、より多くの資産を株式や現金の形で保有しています。

現在の不安定な市場における投資

富裕層が現在の景気後退後のマーケットにどのように対応しているのかについては、意見が分かれます。例えば、CNBCのEric Rosenbaum氏は次のようにレポートしています。

「前回のCNBC Millionaire Surveyが実施された春以降、株式投資が増加し、現金と債券が減少しました。すべての年齢層の裕福な投資家が、今後1年の間に資産の49%を株式で保有することを考えています」

Legg Masonによる米国限定の調査結果の分析も同じように楽観的です。年齢層が高い調査回答者の81%は依然として、将来の金融市場について楽観的です。また、同じミレニアル世代でも、女性投資家は、男性よりも国内株式市場について前向きな見通しを持っています。


調査対象になった米国投資家の約半数が、今後6カ月の間に金利が上昇すると考え、収入を生み出す投資についても楽観的に考えています。

ミレニアル世代の投資家も40歳以上の投資家も、将来のポートフォリオで利益が得られると期待しています。

その一方で、産業界の専門家は、全体的に心強いとは言えない兆候があるとレポートしています。『フォーブス』誌に寄稿しているAdam Sarhan氏は、次のように指摘しています:

「American Association of Individual Investors (AAII) の最新調査では、市場は史上最高値を更新しているのに、回答者のうち強気なのは29%にすぎません。投資家の悲観的な見方は過去2カ月で最高に達しています」

アメリカ市場が過去最長のブルマーケットを経験しているので、大きな調整は(もしあるとすれば)いつ起こるのだろうかと、誰もが考えるでしょう。けれどもその一方で、今の富裕層の資産管理方法から何を学べるのでしょうか?

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