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週末に体が「本当は寝たくないんだ!」と訴える理由

7/17(月) 7:40配信

MEN’S+

 休日の前夜にテレビを観ていたら、夜更かししてしまったことはありませんか? 
 
 体は実に正直なのでした...。

 週末が近づいてくると、布団にもぐって朝寝坊できるのを楽しみにする人もいるかもしれません。アラームのスイッチをオフにできることは、素晴らしく気分が良いことでしょう。しかし、一方でAPSS(米国睡眠関係学会連合)年次総会の「SLEEP」で発表された予備調査を見ると、いつもと同じ時間に起きたいと思うかもしれません。 
 
 平日よりも週末に夜更かしや朝寝坊をするソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)は、「健康に害を及ぼす可能性がある」とアリゾナ大学の研究者たちはコメントしています。 
 
 1000人を超える成人を対象に、彼らの睡眠習慣、幸福感、健康歴の調査を行った結果、平日よりも週末に長く睡眠をとる人は、その追加1時間ごとに心臓疾患のリスクが最高11%まで高まるという数値がでました。 
 
 この調査結果は睡眠習慣とは別に、それ自体が心臓疾患のリスクと関連づけられる睡眠時間と不眠症状を加味した後でも、信憑性が維持されたということになるでしょう。 
 
 睡眠時間は1時間増えるごとに、眠気や疲労の割合を高めるという影響を及ぼすこともわかっています。 
 
 朝寝坊をする人の中には、自分の健康状態を“素晴らしい”というよりも、“まあまあ、または悪い”と答える人が多くみられたのです。 
 
 ソーシャル・ジェットラグは何らかの形でサーカディアン リズム(概日リズム)を狂わせ、その結果、体脂肪の蓄積やインスリン分泌、食物の栄養吸収に影響を及ぼすことが2015年の別の研究結果の数値でも認識されています。さらにこれは、新陳代謝に異常をきたすリスクも高め、後に心臓疾患のリスクを招く可能性にも繋がるのです。 
 
 週末の朝寝坊は、月曜日の目覚めをひどくだるく疲れたものにすると、ブラウン大学の「Sleep for Science Research Laboratory (睡眠化学研究所)」のブランディ・ローン博士は話します。これは、朝寝坊が体内時計を遅らせるため、普段の就寝時刻に眠りにつきにくくするからです。 
 
 つまり週末の朝寝坊は、長くとも平日の起床時刻より最大1時間程度に止めるよう心がけるべきだと、ローン博士は話しています。その程度の時間であれば、体内時計に影響を与えずに済むようです。

Men's Health

最終更新:7/17(月) 7:40
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